客観的に見て、今の日本は「男尊女卑」ではない。例えば、寿命が短いのも自殺者が多いのも孤独死が多いのも男性の方だ。それだけ、日本では男性が生きにくい。だから、むしろ女尊男卑である。男性の方が差別されている。

一方、女性が全く差別されていないということもない。だから、両者ともに差別されているというのが正しいだろう。割合的には、これは正確な数が出せるわけではないが、体感的には6:4か7:3で男性の方が差別されている。

だから、実は授かった子供が女性だと分かったとき、かなりホッとした。なぜなら、男性より生きやすいと感じたからだ。これは、思わず思ってしまった本心である。

ところで、先日、次の記事が炎上していた。

「オタク」であり「フェミニスト」でもある私が、日々感じている葛藤

書いたのは慶応の院生である中村香住氏だが、自分の立場を「オタク」兼「フェミニスト」と規定し、そこからの立場で書いている。