次に、知的生産性を高めるため「食」について見ていく。

食というものは、これは言うまでもないかも知れないが、「知的生産性」と分かちがたく結びついている。というより、食は人生のほぼ全てを決定するといっていいくらいに重要なものなので、ゆめゆめ疎かにすることはできない。

その前提で、ここでは特に食の知的生産性にかかわることについて、重点的に見ていきたい。

食において、まず重要になってくるのが量である。特に、お腹いっぱいになるのを避ける――ということだ。

これも言うまでもないことかもしれないが、お腹いっぱいになると、知的生産性は極端に下がる。だから、まずはお腹いっぱいにならないということが重要になってくる。

お腹いっぱいになると、人は知的生産性が下がる。脳に血が回らなくなるので、眠くなるし、そうならないまでも、頭の働きが極端に鈍くなる。
だから、お腹いっぱいにならないよう気をつけなければならないのだ