ラグビー人生最大のチャンスが訪れた(1,866字)
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続きです。
ぼくはYから校技大会のキャプテンをやれと、いわゆる「イジられ」た。そこでは、キャプテンを受諾しても、あるいは断ってもまずかった。なぜなら、受諾すれば痛いやつと誤解され、断れば洒落が分からないやつと見下されるからだ。
そういうダブルバインドの状態に陥ったのだが、そこでぼくは、機転を利かせて逆にとことん痛いキャラを演じることにした。すなわち、花園に出る名門ラグビー部のキャプテンでありエイトのレギュラーであるYを差し置いて、大胆にも「おれにエイトをやらせろ」と交換条件を突きつけたのだ。
もちろんそれはギャグだったが、重要なのはクラスの誰もが分かる難易度だったということだ。すなわち高尚すぎず、かといって簡単すぎず、ちょうど良いバランスだったのである。
その意味で、このギャグは百点満点だった。クラスのみんなが爆笑してくれたし、Yも笑ってくれた。Yは笑ってぼくにエイトのポジションを譲ること
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