ハックルベリーに会いに行く

人生とはなんだろう?(1,768字)

2019/02/25 06:00 投稿

  • タグ:
  • 登録タグはありません
  • タグ:
  • 登録タグはありません
50歳にして娘が生まれたときに思ったのは、「人間というのは実に偶然に生まれる」ということだ。それは「運命」と呼ぶのに相応しい。ほんのちょっとタイミングが狂えば、生まれてこなかった。一億の精子の中から選ばれたたった一つが、その命だ。その意味で、命はどんなものでも奇跡であり、どんな命でも運命なのである。

アルフォンソ・キュアロン監督の『ROMA/ローマ』という映画が、今、Netflixで公開中だ。これはぜひみなさんにも見てほしい。命というものの偶然性について、深く考えさせられる。

この映画にはいろいろ印象的なシーンがあるが、取り分け深い感慨を覚えたのが出産シーンだ。同じキュロアン監督の『トゥモロー・ワールド』という映画にも出産シーンがあるから、監督にとっては出産は非常に重要なモチーフなのだろう。ぼくもつい先日、自分の娘の出産に立ち会ったばかりなので、その神秘性は確かに描くに値すると思った。特に

ここから先は有料になります

ニコニコポイントで購入する

チャンネルに入会して購読する

  • この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。

コメント

コメントはまだありません
コメントを書き込むにはログインしてください。

いまブロマガで人気の記事

継続入会すると1ヶ月分が無料です。 条件を読む

ハックルベリーに会いに行く

ハックルベリーに会いに行く

月額
¥880  (税込)
このチャンネルの詳細