これからどう生きたらいいのか?:第51回(1,719字)
お金というのは、何度もくり返すように道具である。そして、それがうまく機能するためには、みんながそれを信用する必要がある。そのため、これまでは国や政府がその信用を保証し、共同幻想を巧みに構築してきた。
ただ、21世紀に入ってその様相が急激に、しかも大きく変化するようになった。何が起こっているかというと、これまで国や政府が担保していたお金の信用を、私企業が担保するようになったのだ。
例えば、JRが発行しているSuicaというものがある。いわゆる電子マネーの一つで、最初は電車に乗るための道具――いうなればJRの企業においてのみ使える「私企業内通貨」に過ぎなかった。
ところが、このSuicaの使える範囲がJRという企業の枠組みを超えて、格段に広がりつつあるのだ。例えば、今やほとんどのコンビニで使える。スーパーでも使える。最近は病院などでも使えるようになっている。そうして、Suicaの決済システムを
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2018/12/24(月) 06:00 お金をかけずにたった三ヶ月で知的生産性を爆発的に飛躍させる方法:その4(1,968字)
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