これからどう生きたらいいのか?:第44回(2,179字)
なぜ、お金を支払う場に「信用」が発生するのか?
それは、お金というのは基本的に「未来」に対して支払われるからだ。
それゆえ、そこに信用がないと、そもそも成立しないのである。
例えば、トマトを買う場合、その恩恵にあずかれるのは買ってからしばらく後に食べたときである。トマトを買うことの価値が発生するのは、買った時点から見て「未来」なのだ。
それゆえ、買った時点では価値が発生しない。トマトに限らず、お金を支払った時点で価値が発生するものというのはほとんどないだろう。
それゆえ、お金を介在する取引には、そこに信用が不可欠なのである。信用がないと、そもそも取引が成立しない。お金という概念そのものが成立しないのだ。
あるいは、我々は「お金」というものを、そもそも信用している。お金というのは、それ自体は紙切れであったり金属片であったり、古代においては貝殻であったりした。そこには、物質的な価値はほとんどな
この記事の続きを読む
ポイントで購入して読む
※ご購入後のキャンセルはできません。 支払い時期と提供時期はこちら
- ログインしてください
購入に関するご注意
- ニコニコの動作環境を満たした端末でご視聴ください。
- ニコニコチャンネル利用規約に同意の上ご購入ください。
2018/11/05(月) 06:00 最短で知識が身につく勉強法の試案(2,475字)
2018/11/07(水) 06:00 [Q&A]コンテンツを制作することの苦しさをどう受け止めたらいいのか?(2,934字)
コメント
コメントを書く