これからの時代は、一生勉強が必要である。
それは、「答えの出ていない問題」を解くためだ。
そして、「答えの出ていない問題」を解くためには、「好奇心」が欠かせない。
ところが、現代は好奇心を持つ人が少ない。むしろ多くの人が、大人になるまでに好奇心を失う。
なぜか?
それは、好奇心には「敵」がいるからだ。
好奇心を持つことを妨害する人々が、世の中にはたくさんいるのである。
それは、大きく分けて三種類いる。
好奇心には、いうなれば「三人の敵」がいるのだ。
では、好奇心の「三人の敵」とは誰か?
一人目は「大人」である。
大人は、好奇心を敵視している。特に、子供が好奇心を持つことをとても嫌う。
それには、いくつかの理由がある。そのうちの最も代表的なものが、答えづらかったり、答えられなかったりする――ということだ。
例えば、多くの子供は「自分はどのようにして生まれてきたのか?」あるいは「人はどのように
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