人生における「好き」という気持ちの重要性について(1,862字)
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Netflixで『デビルマン』を少し見たのだが(全部は見ていない)、少々引っかかるところがあった。
それは、不動明がデーモンと合体してデビルマンになって以降、食欲がもりもりと出てくる――というシークエンスだ。これは50年近く前に描かれたマンガと同一のストーリーなのだが、強烈に、ネガティブな意味で「昭和っぽい」と思った。
というのは、昭和は食欲旺盛なことを「魅力的な男性」の記号として描いているからだ。これが強烈にダサいと思った。
50年前は、食欲がある男性は「魅力的」だった。これは、作者も読者も視聴者も理解していた。だから、不動明がガツガツ食べているのを読んだ人や見た人は、「かっこいい」と思った。
しかし、50年を経たリバイバル作品でその記号をそのまま踏襲されると、強烈に古くささが匂う。これが台詞やストーリーならまだ「昔のもの」と了解できたかもしれないが、絵的な記号であったために、なおさら匂
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2018/01/12(金) 06:00 アシスタントの残業代未払いはマンガ界そのものの構造さえ変えかねない大きな問題となるだろう(1,960字)
コメント
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何かを好きと言っている自分が好き、という現象。アイドルオタクにおいても散々見てきました。