お金というのは、投資と消費をバランス良くしていく必要がある。なぜかというと、最初は消費に見えたものが、将来的に投資に化け、それがむしろ投資以上に自分を助けてくれることがあるからだ。そのときは無駄に思えても、後で生きてくることというのがよくある。

例えば失恋などは、そのときは全くの無駄というか、人生の消費にしか思えないが、それが後々プラスに転じるのはよくあることだ。失恋に限らず失敗というのは、多くの場合でそのときは消費に思えても、後に投資に化けるものなのである。

では、そういう「投資に化ける消費」をどのように行っていけばいいのか?
どのように、「そのときは一見無駄に思えること」をすればいいのか?
その答えは、実は至極簡単である。それは「勘を働かせる」ということだ。というのも、それは勘で見極めることができるからだ。勘を研ぎ澄ませれば、そのときは消費に思えるようなことでも、躊躇なくすることができ