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あしたの編集者:その4「なぜ素数の謎に興味を持つ人といない人がいるのか?」(1,711字)

2016/07/07 06:00 投稿

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  • あしたの編集者
本を作る上で最も重要なのは、「興味とは何か?」を知ることである。なぜなら、人は基本的に興味があるから本を読むので、興味について知らないと、読者が読みたい本を作れないからだ。

では、「興味」の本質は何か?
それは、「謎を知りたい」ということだ。

人間は、謎が提示されると本能的にそれを知りたいと思ってしまう。それを解きたいと思う。
なぜなら、人は謎が解けると喜ぶようDNAにプログラムされているからだ。人間は、誰しもが「謎が解けると喜ぶ」という性質を持った生命体の子孫なのである。
だから、イナイイナイバアをすると喜ぶのだ。嬉しさがこみ上げてくるのを抑えられないのである。

しかしながら、ある種の謎というのは、必ずしも全ての人の興味を引くわけではない。例えば「素数」の謎などは、その研究に生涯をかけるほど興味を引かれる人がいる一方で、全く興味を示さない人もまた多い。

このように、世の中のほとんどの謎に対しては、イナ

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