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【映画】ダークサイド 悪魔の力を手に入れた男【ネタバレ】

2015/10/17 13:03 投稿

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今日の映画。
ダークサイド 悪魔の力を手に入れた男


証券会社で働くスーパーヒーローを夢見る男ノーマンは、もし超能力が使えたらどうする?と有りもしないことを想像しながら日々仕事していた。
ある日同僚のビクターの瞬発力が異様に高いことに感付き、「その能力強化してみようよ!」と話を持ちかけるが、ごく一般的な感性を持つビクターは「普通の生活をしていたいんだ」とキッパリ断る。

その後ビクターは飲みに行った帰り道、同僚が酔って転んで車に衝突して亡くなってしまうところを目の当たりにしてしまう。
一緒にいたのにただ頭が真っ白になって助けることが出来なかったことを悔やむ。そう、自分が持っているこの力を使っていれば…

いろいろ悩んだビクターはあのしつこいオタク男ノーマンのことを思い出し、この能力をどうにか活用出来ないもんかとしぶしぶ相談を持ちかける。
ノーマンは自分のことのように喜んで能力の訓練と強化を引き受けた。
どうやら怒りの感情に特に反応して能力が発動するらしい。
ノーマンはビクターをひたすら怒らせ、最終的には感情に頼らずとも超能力を使えるようにする。
町に蔓延る悪漢をぶっ飛ばし、会社に立てこもった同僚をやっつけた。
そして車にわざと飛び出したノーマンを助ける。

スーパーヒーローの誕生だと喜ぶノーマンだったが、ビクターはこの能力を悪いことに使うようになった。
物を壊し、人を殺傷する…ビクターにはノーマンのような勧善懲悪の心は持っていなかったので次第に手が付けられなくなる。
ノーマンの友人であり、コミック店の店長を殺害するし、恋人?は監禁するしで、これにはノーマンも完全に堪らなくなる。

ビクターの酒に睡眠剤を入れて眠らせ意識を失わせて拘束に成功するが意識が戻るとまた手が付けられなくなる。
なんだかんだで一応事態は収束するが、犠牲者が出ただけにノーマンは警察に連行され事情聴取を受ける。
その頃ビクターはベッドから起き上がり見張りの人間を殺して外へ向かっていた…



もう時間返してくれレベルの映画かなと思って観たんですが、これがなかなかどうして面白い。
一般人が超能力に目覚めて制御不能、あるいは悪に染まってしまった映画といえば最近だと『クロニクル』、ちょっとベクトルは違うけどリメイクもされた『キャリー』なんかがありますね。

ある日超能力に目覚めたら?なんてことは誰でも想像すると思います(あれ?なんかこんな記事書くのデジャヴ)。
でも人を助けるより悪いことした方が絶対的に面白いに決まってる。

ビクターは物を動かしたり浮かせたりする他、手を使わずに人を殴ったり、衝撃波で人を跳ね除け、空気を操り窒息死させる能力を持っています。
これはどうにもならないかと思いきや、ある程度は意識を集中させなければいけないのでアルコールなどで酔っ払ってしまうと能力の威力が落ちてしまいます。
また、前半だけで語られていましたが、カメラに映されていると能力が発揮出来なくなるという特徴があり、これが唯一の撃退法になるかと期待して観ていましたがノーマンはビクターの唯一の弱点を思い出すことなく物語は終焉を迎えます。
別にホラー物じゃないんだからここはノーマンが正義のヒーローとして勝ってほしかったなぁー。何その無駄に続編を匂わせる終わらせ方。
まぁこの手の皮肉的なストーリーなら妥当な終わり方なのかもしれないけど。


あと超能力に憧れる本人じゃなくて同僚がたまたまそんな能力を持て余していたという設定も面白いですよね。
しかも典型的なオタクのノーマンと、リア充で出世意欲が高いビクターという全く別々の性格を持つコンビが能力を開花させていく様子が見どころ。

ビクターが自分の能力に浮かれている裏で、ノーマンはせっせとビクターのキャラクターと衣装を準備するわけですけど、オタク嫌いのビクターにとっちゃそんなのふざけんなって話でw
コミック店の店長を殺した後、コミックを読みながら「こんな胸のデカイ女がいるか?立てないだろw」とか突っ込んでるのにちょっと笑ってしまいました。
何気に日本ネタも入っていて、電話係の女性が日本語教室に通ってると知って「じゃあ“アニメ”とか知ってるんだ」と食い付くノーマン。
「アニメ」って単語は通じないんですね。



アメコミはそれほど詳しくないですが、しばしばすごい能力で人々を救う一方で社会の抑圧に悩む姿が描かれます。
お化けで人は驚かなくなったし、スーパーヒーローは更なる悪を呼ぶトラブルメーカー。これが現代です。



子供時代より社会に出てからの方が「もしも超能力が使えたらなぁ」と思うことが多くなりました。
それはもちろんヒーロー的な憧れもあるし、ちょっとしたイタズラもしてみたい、でもきっとそんな能力を持っていたらいつか誰かしら人を殺してしまう気がします。
ノーマンもいくら勧善懲悪的な思想が染み付いていてもいざ能力を持っていたらきっと悪い事に利用してしまうでしょう。

人間とはそういうものです。あったらいいなで留めておく必要があります。


そこまで深い作品ではないとは思いますが、無駄な時間を過ごしたなとは思いませんでした。
これはこれで面白いです。

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