ホリエモンこと堀江貴文は2012年12月10日、自身のブロマガ「堀江貴文のブログでは言えない話 Vol.151」で、ネットへの閉鎖的な政府の対応に閉口し、企業が音頭を取ってTwitterやLINEのアカウントを使った模擬ネット投票をしてはどうかと持論を述べています。

 こんにちは。『堀江貴文のブログでは言えない話』担当のSです。蓋を開けてみれば、自民党の圧勝に終わった今回の衆院選ですが、その衆院選で盛り上がったことといえば、2012年11月29日の「ニコニコ動画」での公開討論に至るまでの展開。

 民主党の野田佳彦氏が、自民党の安倍晋三総裁から申し入れを受けて、約140万人のネット来場者が見守る中、ニコファーレにて他党の代表とともに議論を交わしました。当初、野田氏は参加に難色を示しており、堀江は、

「テレビに拘るのって古いというか。そんな奴が首相をやっているんだからお里が知れるというか、過去の人って感じ。そんなんだから、ネット投票どころかネット選挙活動すら禁止のまま。いつまでこの体たらくなのだ?」

 と、ネットをいまだネガティブに捉える日本のトップに呆れた様子でした。

 また、堀江はネットの活用について、今回の衆議院選挙にも一言あるようです。

「どこかの会社で音頭をとって、Twitter、Facebook、LINE、Yahoo、Googleのアカウントで投票できるような仕組みを作り、衆議院選挙と同タイミングで模擬ネット投票をやってみたらいいのに」

 とネット投票の解禁を期待する堀江らしい言葉を口にしていました。

 実際、今回の衆院選では小選挙区の投票率が59.32%と、戦後最低の数字を更新してしまいました。ネット投票が実現すれば、市民の本当の意見が反映される仕組みになるかもしれません。