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[中田薫]【シリーズ廃墟探訪】オリジナリティはあったものの……大分県別府市大字東山『しだかユートピア』

2013/12/16 01:00 投稿

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『実 話ナックルズ』『ダークサイドJAPAN』元編集長、現『日刊ナックルズ』(http://n-knuckles.com/) 編集長の久田将義が、インターネットを通して新たな「アウトローメディア」を始めました。その名も「久田将義 責任編集 ニコ生ナックルズマガジン」。編集長の久田氏をはじめ、様々なアウトロー著者陣営がどの既存メディアでも露出できない記事をお届けします。(毎週金曜日に はその週のまとめ記事を配信)



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中田薫 寄稿記事【シリーズ廃墟探訪】
オリジナリティはあったものの…
大分県別府市大字東山『しだかユートピア』

 別府っ子ならば、誰でもその名前を知っている遊園地「ラクテンチ」。昭和4年に開業し、平成21年にめでたく開園80周年を迎えた別府っ子のソウル遊園地だ。長い歴史で苦難もあり、経営は「別府ケーブル遊園→別府国際観光→岡本製作所」と移り変わり、園名も「別府遊園→別府ケーブルラクテンチ→別府ワンダーラクテンチ→ラクテンチ」と変遷。レトロで味ある枯れた雰囲気を湛えながら、今なお歴史を刻み続ける別府市立石山山腹の遊園地である。


 このラクテンチの兄弟遊園地として昭和43年に開園し、往時は約4キロの距離を互いにリフトで行き来できた遊園地が、志高湖畔近くの遊園地『しだかユートピア』だった。ラクテンチが幼児、小学校低学年向けのほのぼの遊園地であったのに対し、しだかユートピアには巨大迷路やローラースケート場があるなど、ラクテンチよりも客層が高めであることが両者の違いであった。


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 しかし、

 

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