「久田将義責任編集 ニコ生ナックルズマガジン」
日本で一番危ないWEBマガジンが創刊!
『実 話ナックルズ』『ダークサイドJAPAN』元編集長の久田将義が、インターネットを通して新たな「アウトローメディア」を始めました。その名も「久田将義 責任編集 ニコ生ナックルズマガジン」。編集長の久田氏をはじめ、様々なアウトロー著者陣営がどの既存メディアでも露出できない記事をお届けします。(毎週金曜日に はその週のまとめ記事を配信)
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今もなおはびこる闇金・架空請求
リバイバルで架空請求業者とのやり取りを再掲載した。(http://ch.nicovideo.jp/hisada/blomaga/ar291483)
今、読み直すと恐らく、同じグループがやっているのだろうな、と思わせる箇所が何回かあった。
まず答え方が丁寧。普通の会社の営業と余り変わらない。
以前、僕もオレオレ詐欺業者にインタビューした事があった。悪名高き「梶山グループ」の中の二人だった。一人は巨漢でいかにも不良青年で、一人はスーツ姿で一般人ぽい20歳代後半だ。梶山グループとは、ご存じない方にざっと説明するとオレオレ詐欺の走りとされ、トップの梶山進は元ヤクザで資産は一説には数百億円とも言われていた。詐欺の他に「カジック」というグループで飲食店、マリンショップなども経営していた。因みに、そのカジックというロゴが入ったトレーナーも貰ったが縁起が悪いので、すぐ処分。前の会社の創庫に眠っているかもしれない。
オレオレ詐欺グループの組織図も入手したのだがいわゆる、店舗制に分かれており、「ヤクザ系」と「丁寧系」とに分別されていた。
ヤクザ系は文字通りヤクザのように客を恫喝するもので、丁寧系は一般の会社の営業のような話し方をするグループだ。ヤクザ系の人間曰く、「俺たちはオレオレ詐欺ではなくオラオラ詐欺ですから。オラオラっ金返せよってひたすら怒鳴るんです」だそうだ。
いったい、どういう風体の人間がそのような事をしているのか、僕は知りたくなった。そこでツテを辿って取材をする事ができた。二人である。ヤクザ系と丁寧系だ
二人とも少年時代は埼玉~東京・足立を根城にしていた不良少年で青ギャン、つまりギャングだった。だから、スーツを着ている丁寧系も一皮むけばヤクザ系になり得る。
彼らなんかは、いかにもイケイケのオレオレ詐欺であり、以前テレビ番組で「バンキシャ!」というのがあって、日本テレビのディレクター「イマイ記者」がオレオレ詐欺業者をのらりくらりかわしながら、最後には業者が怒鳴ってる様子が放送されていた。その正に、怒鳴っていた方の人間に取材した訳だ。
しかし、現在の架空請求は、そこまで「オラオラ系」ではない。本当に営業マンのような話し方が特徴だ。そして、「~方」と話のも気になった。「お電話の方、宜しいでしょうか」というような。
元梶山グループのヤクザ系の人間なんかは、怒鳴り過ぎて声がかれていた事を鑑みると随分、オレオレ詐欺も変わったものだと思う。また、最近は中国、韓国から電話をかけているグループもいるという情報が入ってきた。そのグループに取材が出来そうなので、ニュースと【日刊ナックルズ】http://n-knuckles.com/の方に掲載して、より詳しい内情やリバイバルで発表した会話をそのまま載せるというやり方は当ブロマガで記したいと思う。
それと、人の話し方は特徴があるもので、リバイバルで掲載した業者は相槌を打つ時、「ええ、ええ、ええ」と「ええ」を三回言っていた。なので、「お電話変わりました」と別人のように声音を変えても注意深い人なら、同一人物だと見破ってしまうものである。
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