久田将義責任編集 ニコ生タックルズマガジン

「悪態をつくアイドル・リアル竜が如く・茨城最後のストリップ小屋」ニコ生ナックルズマガジンvol.06

2013/02/08 12:00 投稿

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  • 片岡亮
  • 久田将義
  • 中田薫

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                                                      2013/02/08

    久田将義責任編集 ニコ生ナックルズマガジン
                              vol.006
  □日本で一番危険なWEBマガジン。ニッポンの闇をさらけ出せ!□

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日 本で一番危ないWEBマガジンが創刊!『実話ナックルズ』『ダークサイドJAPAN』元編集長の久田将義が、インターネットを通して新たな「アウトローメ ディア」を始めました。その名も「久田将義責任編集 ニコ生ナックルズマガジン」。久田氏をはじめ、様々なアウトロー著者陣営がどの既存メディアでも露出できない記事をお届けします。

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《目次》
01.片岡亮 寄稿記事「悪態をつく女優・元アイドル達」
02.久田将義 歌舞伎町・リアル「竜が如く」
03.中田薫 寄稿記事 廃墟の裏側『茨城県筑西市「明野劇場」』~茨城最後のストリップ小屋~


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片岡亮 寄稿記事「悪態をつく女優・元アイドル達」

 先日、長年テレビドラマの制作に携わってきたスタッフ女性と飲む機会があった。普段は記者の僕にあまり本音を漏らさない彼女だが、このときのは「扱いが大変な出演者」の話で盛り上がった。
「一番を選ぶなら」と名前が挙がったのは女優F・N
「スタッフの役職を見て、偉い人には気を遣うけど、下だと分かると一切、最後まで目を合わさないでモノを言う」
 彼女が出演したドラマの大半は低視聴率で評判は悪かったが、それでも本人はまったく気にする様子はなかったという。
「脇役でも自分より先輩の役者さんがたくさんいるのに、待合室ひとつ自分が一番の待遇でないと文句を言われる


  実際、この女優はほかでも評判が悪い。昨年は海外でのドキュメント番組で騒動を起こしている。その地は文明から離れた僻地でホテルは三ツ星が1件のみ。 「黒服のポーターが出迎える高級ホテルのようなものではないけど、日本の狭いビジネスホテルよりは良かった」というのがスタッフの見解だが、ここにFが噛 みついた。
「スイートルームがない!」
 困惑したスタッフは、中でも比較的グレードの良さそうな部屋がないかと聞いたが、Fを満足させるものはなく、ついにFは自ら英語で「私を誰だと思っているのか。女優がこんなところに泊まれるわけがない」と 猛クレーム。ホテル側はそんなこと言われても対処のしようがなく、そこから車で4時間かかる都市のホテルを薦めるしかなかったが、時間的にその余裕もない ため、ふてくされたFは親しいテレビ局の人間や所属事務所に「無能なスタッフのせいで最悪な状況にいる」と電話。最終的には関係者一同、ひたすら懇願して 部屋に宿泊してもらったという。「ロケよりも彼女のご機嫌をとるのに疲れた。2度とFと海外は行きたくない」とスタッフ。

 そういえば以 前、このFとテレビ局の廊下ですれ違ったとき、まるでモデルがステージを歩くように通路の中央を歩いていて、こっちが慌てて端によけたことがあった。その 後ろを関係者がゾロゾロ歩いていて、ひとりはこちらを見て「すいません」と無言で謝るゼスチャー。一瞬、撮影でもしているのかと思ったほど。その直前に 会った米倉涼子がもっと普通のお姉ちゃん的な振る舞いだったので、余計にその差を感じたものだ。
 Fのブログを見ると、かなりの自画自賛が目立つが、こういう性格の方がタレントに向いているのかもしれない。
 筆者の経験では宝塚出身の大物女優K・Hの 扱いで苦い思い出がある。彼女が出演する作品の宣伝になるインタビュー記事を頼まれたとき、先に写真撮影を終わらせるということで待っていたら1時間以上 も経過、Kが「照明が気にくわない」と機嫌を損ねたのだ。それなら話だけ聞いて、写真は作品の宣材用を使うと交渉があったが、Kは「気分が悪いから話す気がしなくなった」とインタビュー自体がドタキャン。
 記者の僕はむしろ面白い事態を味わえたと思っていたが、さらに後日、まったく同じトラブルで情報番組の宣伝用インタビューもドタキャンされたとディレクターから聞いた。
 ほかにも「自分の雑用をしてくれるスタッフが少ない」と女性歌手H・Aが現場を投げ出した話もあるが、彼女たちはみな大物でも、一様に全盛期に比べ仕事が減った感じを受ける。

 一方、某アイドルグループを卒業した若い女優が20歳以上も年上の関係者に悪態をつき “あんた”呼ばわりしたときは「2度と関わりたくない」と、かなり怒りを 買っていたが、チヤホヤされたときに勘違いすると早々に損をすることになるのではないか。(片岡亮)

片岡亮(フリー記者)
フ リー記者。約2年間の野宿放浪の末、米国で商社マンに。同時に格闘技修行を経てK-1やキックボクシング、プロレスなどに試合出場しながらスポーツ紙記者 に転身。以来、その後フリーとなり、社会、芸能から都市伝説まで幅広い取材をこなす。ボクシング界にも精通し、亀田兄弟の騒動では早くから問題点に切り込 んだ。昨年からは"ジーパン刑事"の通称で日本テレビ『芸能★BANG!』にもレギュラー出演中。大の猫好きで野良猫の保護活動も行う一面も。

公式ブログ:http://boxing.dtiblog.com/

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歌舞伎町・リアル「竜が如く」

 新宿・歌舞伎町をほろ酔い気分で歩いている。場所はあずま通り。区役所通りから一本、中に入った細い通りだ。もう一本入るとさくら通りになる。車が一台通れるような細い道だ。酩酊している訳ではないので、ある程度周囲の様子は認識できる。
 すると前方から集団が歩いてきた。細いあずま通りをふさぐように。
「っち、横に広がって歩きやがって」
 気が短い僕は、ムッとしながらその集団のど真ん中を突っ切ろうとした。が、数十メートル先で気がついた。
「……ヤクザだ…」
 突っ切るまでも、横を通りすぎる事も出来たがさっと横道にそれて集団をやり過ごした。十年前の出来事だ。

 

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