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『絶体絶命都市4』をクリアしての感想とか

2018/12/01 15:18 投稿

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11月22日に発売された『絶体絶命都市4Plus -Summer Memories-』を一通りクリアしましたので、その感想を書いていこうと思います



ネタバレ
を含むのでこれからプレイしようと思ってる方は注意した方がいいと思いますのでご了承ください


◎グラフィックに関して
前作がPSPだったということもあり、グラフィックに関してはかなり進化していると感じましたが、PS4ということを考えると正直微妙なように感じます
あえて名前は挙げないですがもっとグラフィックが綺麗でリアルなゲームはちょこちょこ見かけますしね
その割に過去作でもあったような処理落ちの発生も目立ったように関します
過去作に比べて背景やモブキャラの動き等も細かく設定されているのでそのせいなのかなとは思いますが、PS4なんだしもっと頑張ってもらいたかったかなぁ
コンビニで余震に合わせてリーチインの中の飲み物が揺れているのには感動しました


◎マップに関して
今回のマップはかなり広く自由度が高いように見えて、実際はそんなことはありません
同じマップを何度も訪れたり、マップ自体が広くても行けない場所が多いため基本的には一本道なマップになってます
不自然に倒壊して道を塞ぐビルや自動車なんかはいつも通りですね、リアルなのかどうか以前にもうちょっと自由に歩き回れても良かったんじゃないかなぁ

ただ、過去作をやっていると懐かしくなるようなマップは割と多いように感じました(使い回しとかそういう訳では無く)
イタリアンレストラン『アンジェリーナ』とか、ドラッグストア『しんとみ』とか、こういうのいいよね


◎システムに関して
今作では以下の要素が主人公のパラメーターとして設定されています(主なもの)

・所持金/総資産
・ストレス
・のどの渇き
・腹具合
・食欲
・排泄欲求
・善行ポイント/悪行ポイント

所持金に関しては、ストーリーを進めているとある程度は増やすことができ、悪行ポイントを重ねるような選択肢を選んでいればより多く増やすことができます
悪行を重ねることで総資産1億を達成することもできますし、善人プレイをしていると所持金も総資産もあまり貯まらず進んでいきます
良いことをすれば善行ポイントが増えるがお金は増えない、悪いことをすれば悪行ポイントもお金も増えるという感じですね
そしてこの善悪のポイントですが、ゲーム内容やEDに全く関係がありません
善悪の度合いによって街の人の対応やEDが変わるといったことが一切無いので、正直何のためのシステムなのかよく分かりません
プレイヤーに『こういうことをすると善行/悪行だよ』っていうことを分からせるためのシステムなんでしょうか

ストレスに関しては、余震によって転倒したり排泄欲求が高まることで主人公がストレスを感じ、ストレスの増加に伴って体力が減っていきます
セーブポイントで一休みすることでストレスを解消させることができますが、前作のベンチのように体力も全回復という訳ではありません(前作のベンチはぶっ壊れ)
絆創膏や救急セットで体力を回復させることができますが、余震や排泄欲求を常に気にしてプレイしていれば一切使うことなくクリアすことも容易いです

のどが渇く→飲み物を飲む→排泄欲求が高まる
お腹がすく→食料を食べる→のどが渇く→飲み物を飲む→排泄欲求が高まる

当たり前ですが基本的にこういった流れになります
のどの渇きや空腹感は、1ののどの渇きや2の体調のように歩き回っていると状態が悪化するという事が無いので、炎天下の中ひたすら歩き回ってものどが渇くということはありません
探索好きにはありがたいけどリアルさっていう面ではどうなのかな
食料や飲み物は入手できる場所が限られているので、お金に余裕があれば多めに買っておいた方がいいですね
トイレは意外と場所が少ないのである程度考えながらプレイする必要があります

その他、アイテムの組み合わせに関しても、組み合わせられるアイテムがそもそも少なかったり主要アイテム以外は組み合わせの必要性を感じられなかったりと、そもそもいるのかどうか分からないシステムでした
『叫ぶ』コマンドに関しても必要な場面が一切無いですし、必要性が感じられない

という訳で無かったら無かったでそれはそれでどうなのかとは思いますけど、今回のシステムは取ってつけたような要素が多いなと感じました


◎キャラクターに関して
主人公に関しては、前作までと同様に声優さんの演技が素晴らしいと感じました
ネタ選択肢を選んだ時の主人公の演技は相変わらず最高ですよね

主要キャラに関してはキャラが立っていてみんないいキャラしてるなぁと感じましたが、扱いの酷さが若干(というかかなり)気になりました

比嘉夏海や竹辺幸など過去作やってる人には嬉しいキャラも登場しますが、比嘉をなんで殺す必要があったのだろうか
奇跡の水イベントでの『絶体絶命都市5』へのタイトル変更も然り、次回作は作りませんよと遠回しに言っているとしか思えない
シリーズファンにとっては何よりショッキングな展開であったように感じます

その他にも、比嘉先生が亡くなった後の山内さん達ひすい学院高校の生徒や、比嘉先生の弟、えにしだ団地で主人公に救助要請した老人、小学校で主人公が追い出された後のキヨさんやロアンやルアン、鳳仙花商店街で傷つき倒れたダニーなどなど、その後どうなったのか一切語られないキャラがそもそも多すぎる
特にダニーに関しては主人公が医者を呼んでくるといった選択肢を選んでも特に何も変わることなく、それ以降一切ダニーに関する描写が無い
主人公に対して親身になってくれたキャラなのにあまりにも酷すぎる…

あと弥生さんのアレね…そこまでのリアルさは求めてないよ…

市庁舎ルートラストのクマザワの登場や空港ルート終盤のおばあさんとなど、プレイヤーを驚かせる要素として再登場させましたという意図が見え見えな展開もなんだかなぁ


◎シナリオに関して
まずボリュームに関して、どう考えても少なすぎる
正直プレイ中は他のキャラクターのシナリオがあるのかなとか、2の須藤真幸みたいな隠し操作キャラがいるのかなとか色々想像してましたが、そういうのは一切ありませんでした
終盤にルート分岐がありますが、分岐以降のボリュームがそもそも不足しているのでなんとも…
あらためて絶体絶命都市2の凄さを感じました

プレイ中主人公が直面する様々な事態に関しては、震災の混乱によって生じる可能性があるももばかりだったので個人的には良かったのではないかと思います
立て続けに起こったり、どれもこれも大事に発展しているのでリアルさといった面では怪しくなってますけど、人間の怖さや汚さが存分に表れていて色々と勉強になりました

終盤の展開はアイレム恒例の地震無関係の陰謀…とかそういう話ではなく、今作は「まぁ…一概にあり得ないとは言い切れないけど…」といったレベルのちゃんと震災に関連した事件になっていました
色々とツッコミどころは多かったけど、過去3作と比べれば良かったのではないかと感じました


◎バグに関して
様々なところで色々と言われていますが、確かに存在してます
自分もプレイ中2回だけですけどフリーズして強制終了という事態が発生しました
自分の場合は進行不能になるようなバグはありませんでしたが、こまめなセーブを心掛けないと悲惨なことになってしまいますね
今後のバージョンアップとかで修正されるだろうと信じたいけど…


◎まとめ
8年前の制作発表時、自分はこのゲームをプレイしたくてPS3を購入しました
発売中止が発表されてからも「いつか必ず発売される」と信じて待ち続け、ようやく発売されたこのゲーム
待ち続けた分だけ期待が大きくなりすぎたのかもしれませんが、個人的には十分に楽しめましたし、おおむね満足できました

こういう納得の仕方はどうなのかと思いますけど、元々は7年前にPS3で発売予定だったソフトな訳ですし、そう考えるとまぁ仕方がないのかなぁとか
新規にPS4で制作という訳ではないですしね、それだったらもっと完成度高くなってるはずですもんね…

シリーズ恒例の豊富な(ふざけた)選択肢も健在ですし、シリーズのファンならある程度は楽しめる作品だったんじゃないでしょうか
防災マニュアルに関しても3よりさらにパワーアップしており、むしろ防災マニュアルだけでもこのゲームを買う価値があるんじゃないかと思えてしまうくらい充実してると感じました

という訳で以上で終わろうと思います
個人的には5も制作してもらいたいけど…厳しいのかなぁ…

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