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【考察】プロ野球における前年のファームタイトルはどれほど当てになるのか

2018/03/22 22:17 投稿

  • タグ:
  • プロ野球
  • NPB
  • 考察

いよいよ今年もプロ野球の開幕が近づいてきましたね!

という訳で、プロ野球においてファーム(二軍)でタイトルを取った選手は翌年一軍で活躍できているのかふと気になったので調べてみることにしました

今回は球界再編問題以降の楽天が新規参入した2005年以降について、
二軍における以下9つのタイトルについて検証しています
【投手】最優秀防御率・最多勝・最多奪三振・最多セーブ
【野手】首位打者・最多安打・本塁打王・打点王・盗塁王


①最優秀防御率
2006(二軍)       2007(一軍)
1.80 岸田護(サ)  → 39試合 4勝-3敗-3H 2.93
2009(二軍)           2010(一軍)
2.38 山井大介(中) → 19試合 7勝-4敗-1H 3.75
2011(二軍)          2012(一軍)   
1.64 吉川光夫(日) → 25試合 14勝-5敗 1.71 最優秀防御率
2012(二軍)         2013(一軍)
1.33 千賀滉大(ソ) → 51試合 1勝-4敗-1S-17H 2.40
2015(二軍)          2016(一軍)
1.66 岩嵜翔(ソ)  →  35試合 4勝2敗1S9H 1.95

二軍で最優秀防御率のタイトルを獲得した選手の中で、翌年一軍で大きく活躍した選手は上記の5人ですね
一軍で登板機会を与えられたものの思うような結果を残せない選手や、そもそも翌年一軍での登板機会が無かった選手も結構いました
防御率1点台でこのタイトルを獲得することが翌年一軍で活躍できるかどうかの目安になっているように感じますね

2017年獲得者
2.21 吉田侑樹(日)
2.10 阿知羅拓馬(中)


②最多勝
2005(二軍)          2006(一軍)
9勝 ダーウィン(神) → 49試合 1勝-2敗-2S-12H 3.79
2007(二軍)         2008(一軍)
9勝 近藤一樹(サ) → 25試合 10勝-7敗 3.44 初の二桁勝利
2011(二軍)         2012(一軍)
9勝 吉川光夫(日) → 25試合 14勝-5敗 1.71 最優秀防御率
2011(二軍)         2012(一軍)
9勝 野上亮磨(西) → 23試合 8勝-5敗 2.97
2014(二軍)        2015(一軍)
9勝 東浜巨(ソ)  → 23試合 9勝6敗 3.00
2015(二軍)        2016(一軍)
10勝 岩嵜翔(ソ) → 35試合 4勝-2敗-1S-9H 1.95
2016(二軍)         2017(一軍)
9勝 秋山拓巳(神) → 25試合 12勝-6敗 2.99 初の二桁勝利

最多勝で該当するのはこの7選手ですね
ここに挙げていない選手の中にも、翌年一軍でまずまずの成績を残した選手が多いように感じました
2009年の木佐貫洋(巨)や2012年の永井伶(楽)など、過去に一軍での活躍がある選手が二軍で獲得しているケースもあったりします
このタイトルに関しては翌年の一軍での活躍の有無との関連性は薄いように感じますが、このタイトルを獲得すると翌年の一軍での登板機会は多くなるように感じました

2017年獲得者
9勝 今村信貴(巨)
10勝 山田大樹(ソ)


③最多奪三振
2007(二軍)           2008(一軍)
98奪三振 山口俊(湘) → 51試合 5勝-4敗-18S-7H 3.27 クローザー起用
2011(二軍)            2012(一軍)
99奪三振 野上亮磨(西) → 23試合 8勝-5敗 2.97
2012(二軍)             2013(一軍)
108奪三振 八木亮祐(ヤ) → 26試合 5勝-13敗 4.44 ローテ定着、最多敗
2015(二軍)             2016(一軍)
122奪三振 高梨裕稔(日) → 37試合 10勝-2敗1H 2.38 新人王
2015(二軍)            2016(一軍)
96奪三振 千賀滉大(ソ) → 25試合 12勝-3敗 2.61 初の二桁勝利

最多奪三振に関しては、翌年一軍で大きく活躍した選手は上記の5人ですね
最多勝と同様に、最多奪三振を獲得した選手は翌年の一軍での登板機会が比較的多いように感じました
また、こちらも2011年の小松聖(オ)や2016年の中村勝(日)など過去に一軍での活躍がある選手の受賞もちらほら見て取れます

2017年獲得者
92奪三振 今村信貴(巨)
99奪三振 山田大樹(ソ)


④最多セーブ
2007(二軍)          2008(一軍)
18S 坂元弥太郎(ヤ) → 31試合 6勝-1敗-2H 3.18
2008(二軍)         2009(一軍)
21S オビスポ(巨) → 14試合 6勝-1敗-1H 2.45 飛躍の年に
2010(二軍)        2011(一軍)
19S ロメロ(巨) → 41試合 1勝-3敗-11S-8H 3.29 クローザー→中継ぎ
2014(二軍)         2015(一軍)
19S 香月良仁(ロ) → 40試合 1勝-1敗-1S-2H 2.92 飛躍の年に
2016(二軍)          2017(一軍)
11S 祖父江大輔(中) → 35試合 2勝-2敗-1S-9H 2.57
2016(二軍)         2017(一軍)
11S 嘉弥真新也(ソ) → 58試合 2勝-0敗-14H 2.76 飛躍の年に

最多セーブに関してはこの6人ですね
全体的にこのタイトルは外国人選手の活躍が多いように感じました
他のタイトルと比べるとかなりムラが激しく、翌年一軍で活躍できるのは5~6人に1人といった感じですね
翌年すぐに一軍で活躍というよりは、翌年が一軍での飛躍のきっかけとなる年になった選手が多かったです

2017年獲得者
18S 戸根千明(巨)
23S メンデス(神)


⑤首位打者
2009(二軍)            2010(一軍)
.358 バルディリス(神) → 118試合 .301 14HR 50打点
2012(二軍)        2013(一軍)
.295 中村晃(ソ) → 109試合 .307 5HR 44打点

首位打者に関しては翌年一軍で活躍したといえるのはこの2人だけですね
多くの選手は翌年一軍で結果を残せずにシーズンを終えていたり、出場機会をほとんど与えらずに終わっているように感じます
二軍で首位打者を獲得したから一軍で即通用するという訳では無さそうですね

2017年獲得者
.295 高濱祐仁(日)
.331 メヒア(広)


⑥最多安打
2009(二軍)            2010(一軍)
93安打 バルディリス(神) → 118試合 .301 14HR 50打点
2012(一軍)           2013(一軍)
116安打 中井大介(巨) → 48試合 .324 4HR 17打点

最多安打に関しては翌年一軍で活躍したと言えるのは2009年のバルディリスくらいですね
このタイトルに関しては、翌年に限らずともその後一軍で活躍した選手自体がほとんどいないように感じました
首位打者同様にそこまで当てになるタイトルではないのかもしれないですね

2017年獲得者
103安打 廣岡大志(ヤ)
133安打 メヒア(広)


⑦本塁打王
2009(二軍)          2010(一軍)
21HR 岡田貴弘(オ) → 129試合 .284 33HR 96打点 本塁打王
2016(二軍)          2017(一軍)
22HR 山川穂高(西) → 78試合 .298 23HR 61打点 プロ入り後初の日本代表選出

本塁打王に関してはこの2人ですね
中田翔・筒香嘉智・柳田悠岐など、数年後にチームの主力選手になるような選手が多く獲得しているように感じました
とは言え、喜田剛や竹原直隆のように複数回獲得しながらも一軍で活躍できずに引退した選手や、二年連続で獲得しながらも翌年戦力外になったカニザレスのような選手もいるので今後の活躍が約束されているとは一概には言えないですね

2017年獲得者
18HR 内田靖人(楽)
18HR 森山恵佑(日)
21HR バティスタ(広)
21HR 陽川尚将(神)


⑧打点王
2009(二軍)           2010(一軍)
59打点 岡田貴弘(オ) → 129試合 .284 33HR 96打点 本塁打王
2015(二軍)          2016(一軍)     
62打点 細谷圭(ロ) → 116試合 .275 3HR 40打点

打点王に関してはこの2人ぐらいですね
本塁打王と同様に中田翔・筒香嘉智・柳田悠岐の3人もこのタイトルを獲得していますが、それ以外の選手の中に一軍で活躍している選手がいるかと言うと…
喜田剛や小斉祐輔、中川大志は複数回このタイトルを獲得していますが、一軍で結果を残しているかといわれると…正直残せてはいないですよね
とは言え細谷圭は2度目の獲得となった2015年の翌年に一軍で結果を残しているので、去年が二度目の獲得となった阪神の陽川尚将が今年どこまで活躍できるか注目ですね

2017年獲得者
66打点 内田靖人(楽)
91打点 陽川尚将(神)


⑨盗塁王
2007(二軍)           2008(一軍)
26盗塁 赤松真人(神) → 12盗塁

盗塁王に関しては、翌年一軍で(盗塁面で)活躍できた選手は皆無と言っていいかもしれません
二軍で盗塁できたからと言って一軍ですぐ盗塁できるという訳では無いようで、ほとんどの選手が翌年一軍での盗塁死が多くなってしまっていました
梶谷隆幸や安部友裕、外崎修汰や上林誠知など、数年後にチームの主力として活躍している選手はそこそこいますが、盗塁面での活躍という感じではないですね

2017年獲得者
28盗塁 島井寛仁(楽)
26盗塁 釜元豪(ソ)


ファーム個人タイトルに関しての考察は以上になります
2005年以降のタイトル獲得者の中で翌年新人王を獲得したのが2016年の高梨しかいなかったというのは意外でしたね
全体的に野手タイトルに比べ、投手タイトル獲得者の方が一軍で活躍する割合が高いように感じました

最後に、前年のファームで首位だったチームは翌年の一軍での順位がどうだったのかまとめて終わろうと思います


⑩ファーム優勝
a.前年ファーム優勝→翌年一軍でリーグ優勝
2007 巨人、2009 中日、2011日ハム、2013 ソフトバンク、2014 ソフトバンク、2016 ソフトバンク

b.前年ファーム優勝→翌年一軍で最下位
2010 ロッテ、2013 ヤクルト

前年ファームで優勝したチームの翌年の一軍での順位の平均は2.71でした
翌年一軍でBクラスになったチームが2005年以降は5チームだけだったので、よほどのことが無い限りAクラスは固いと考えられるかもしれませんね

2017年優勝
イースタン 巨人
ウエスタン 広島


という訳で今回の考察は以上になります
2018シーズン開幕が楽しみ!

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