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moxboxのブロマガ

最初期の遊戯王

2019/07/02 22:21 投稿

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僕達は非力だったのだろうか?
いや僕達は非力だった。
力が足りずに守りを崩せず力及ばず時は過ぎ去る・・・



守備表示で召喚!
守備表示で召喚!
守備表示で召喚!
最初の頃の遊戯王は本当にずっとこれだった。
今の時代だと攻撃力が0でも攻撃表示で召喚である。
昔は違う。
守備表示で召喚である。
どこまでいっても守備表示。
永遠と続く守備表示。
そして出てくる青眼の白龍。
幻のレアカードと呼ばれた彼だけはいつだって攻撃表示だった。



当時の遊戯王は本当にゲームとして成立しておらず、とてもつまらないものだった。
バンダイ版のインフレゲーに鍛え上げられた我々には、とても退屈でのんびりとしてダラダラとしていた。(予め言っておくとちゃんとしたルールでバンダイ版の遊戯王を遊んでませんでした。)
いつの時代の話をしてるのか?
初期である。
それも最初期である。
スターターボックスなるものが発売され、遊戯王OCGデュエルモンスターズが誕生してすぐの話である。
そして初めて遊戯王のパックが世に出回った時代だ。
付属品としてプレイマット(紙)や電卓、スターチップ等が同梱されており、予約特典でエルフの剣士が付いてくるスターターボックスが発売されてすぐの話だ。
何ともまあカードプールも狭く浅くどうするの?これ?みたいな時代である。
当時のカード環境を知らないプレイヤーは多くいるだろうから、老害の昔話でもこれをきっかけに見ていってほしい。



当時の除去と言えばサンダーボルトが筆頭であった。
最近では禁止から復帰して使えるようになったわけだが、当時から最強カードだったのは間違いない。
余談になるが、近年のデュエルの速度ならば復帰しても何ら問題ないのでは?と3年くらい前から僕は思っていたが、それだけ警戒されていたのだろう。
それくらい当時から猛威を振るっていたのがサンダーボルトだったのだ。
他にあるとすればブラックホールに落とし穴とはさみ撃ちに地割れくらいのものだっただろう。
超大変な時代である。
思い出話を広げすぎると収集がつかなくなるので、今回は除去カードをメインに話を進めていきたいと思う。
続きはこの記事がバズった暁には書くことを約束しよう。



まず最初に紹介するのは罠カード「はさみ撃ち」である。
効果は自分のモンスターを2体と相手モンスター1体を破壊するカードである。
3:1交換というデメリットのお化けのようなカードだが、当時としては貴重な除去として活躍した。
何が一番重要なのかというと除去対象を唯一選べるカードだったということ。
これ以外の除去カードは対象を選べないため、そういった部分では役に立つ機会があった。
問題点はこのカードを持つ者は最強除去であるサンダーボルトを持っているという部分。
そして場に2体もモンスターを用意するのは難しいという部分である。
これを使いたい相手は当然青眼の白龍であり、この化け物を相手にして2体もモンスターを出すことを許されるとは思えない。
実際許されなかった。
予め準備しておくのも手だったが、青眼の白龍だけを警戒するならドラゴン族封印の壺がある。
でも封印の壺が封入されてるのもスターターボックス。
封印の壺が唯一破壊できる罠はずしの魔法カードが封入されてるのもスターターボックス。
そして守備表示の青眼の白龍を素で撃破できるモンスターは青眼の白龍だけ。
でも青眼の白龍は封印の壺で守備表示。
もう何がしたいのかよく分からない状況になる。
結果はさみ撃ちの採用に至るわけである。
決まると結構気持ちいいが、カードアドバンテージの概念を習得してる現代人がみたら発狂もの。
当時は頭が悪かった。
僕のことです。



次に紹介するのは魔法カード「地割れ」である。
攻撃力の一番低い相手モンスターを破壊するカードで、対象を選ばないので現代遊戯王でも活躍の場はちゃんと用意されているカード。
しかしこれを入れるなら別のカードを入れる選択肢の方が多く、現代遊戯王のカードプールの広さには感服である。
防御力の低いモンスターを破壊するのは「地砕き」で、一時は次から次へと色違いモンスターを補充できるガジェットと共に流行した。
外道何とかでも使われてたが、地砕きはリンクモンスターには効かないので現在では地割れの方が有利かもしれない。
当時はやはり貴重な除去であり、1:1交換なので悪くない性能だった。
問題となったのは肝心の除去したい青眼の白龍の攻撃力は間違いなく一番攻撃力の低いモンスターではないという部分である。
大抵は暗黒騎士ガイアが地割れに飲み込まれる。
次に飲み込まれるのはブラックマジシャンだろうか?
選べないのがとにかく辛く、憎きドラゴンを破壊できる状況は少なかった。
飛べるから効かないとか、そういうふざけた理由で回避しようとした人もいたが、そんなのは先攻で意気揚々と青眼の白龍を攻撃表示で召喚した人の下らない言い訳である。
結局肝心な状況で使えないのが辛く、レアリティもスーパーレアと入手が難しかった。
そして同じくスーパーレアにはブラックホールがおり、これを引き当てた少年達は「なんでブラックホールじゃなくて地割れなんだ!!」と怒りだす始末。
周りの少年達からもブラックホール引けなかった可哀想な奴等と言われるため、当たったことを隠す子までいた。
そういう不遇な時代を経て地割れは現代を生きています。
使ってあげて下さい。
個人的な見解ではあるが、除去における強さは

デッキに戻す>コントロール奪取≧吸収>手札に戻す>除外>破壊

他にもリリースするとか色々あるけど、破壊は多分一番下。
それを加味した上で考えると地割れの出番は・・・



次に紹介するのは罠カードである「落とし穴」
現在ではカテゴリー化され、それに対応するモンスターカードも登場して様々な種類が登場する違った意味でも活躍が目覚ましいカードである。
効果は召喚又は反転召喚に反応して攻撃力1000以上のモンスターを破壊する効果。
当時も勿論活躍しており、伏せられてる罠カードはほぼ落とし穴と思っても間違いないくらいの勢いで落とし穴である。
そんな見え見えの落とし穴でも踏まなきゃいけないのは何とも複雑な気持ちだったが分かってても踏まなければいけないのである。
伏せカードを除去する方法が無いから。
笑えない話である。
出たばかりの頃はテキスト的に反転召喚には対応してなかったので青眼の白龍を一旦は裏守備表示でセットして反転召喚等という使い方で落とし穴を回避してたケースもあった。
その割には死者蘇生等で蘇ったモンスターでも落とし穴を使われるのだから、賢いのかアホなのかよく分からない。
補足しておくと当時は特殊召喚というのは珍しく、今でも初心者はよく勘違いする。
シンクロ時代から始めたプレイヤーの中には黒い旋風の効果は特殊召喚にも対応してて、極北のブリザードでデッキから2枚もサーチしたり、ジャンクシンクロンがリビデで蘇ってジャンクシンクロンの効果で墓地からさらに特殊召喚したりする。
慌てて優しい現役プレイヤーが教えるが、頭の固いガチプレイヤー相手にやってたらと思うと恐怖である。
後にスターターブック等でエラッタが発表されており、多分一番最初にテキスト改訂が行われたカード。
使い勝手としては前にも書いたように、分かってても踏むしかない罠であり、それを分かった上でのプレイングが心掛けられた。
仕掛ける側も青眼の白龍が出る前に伏せておくと取り敢えず安心といった感じだったが、すでに場に出ている青眼の白龍に対応できずに泣きを見るのは今も昔も似たようなものだった。
それでも後続を落とせるので持っていると確実に役に立つ。
そしてレアリティはやっぱりスーパーレアで重宝する魔法や罠はいつでもスーパーレアである。
エラッタされる前は青眼の白龍を反転召喚することで落とし穴を回避したり、セットした青眼の白龍が相手の青眼の白龍にぶっ飛ばされたりすることがあった。
レアリティの関係で持ってる人は限られるので、○○君は落とし穴持ってるから警戒しようみたいな流れもあった。
カードショップ等が存在しない、あるもので何とかしようとして時代ならではのことである。



次に紹介するのは魔法カード「ブラックホール」
禁止カードにもなっていたカードでシンプルなテキストだけど、効果は強力。
フィールドの上の全てモンスターを破壊する。
単純な効果で強い。
ただ個人的にはもっとテキストを短くして「全モンスターを破壊する」でも良かったと思う。
ちなみにカードゲームの元祖とも呼べるMTGでも似たようなカードがあり、名前は神の怒り。
ラースオブゴッドを略してラスゴと呼ばれてて、効果はブラックホールと同じ。
美しさ的なものを重視したかったのかテキストが短いのが特徴だった。
当時の文面は確か「全てのクリーチャーを埋葬する。」
埋葬という言葉が使われなくなってからは「全てのクリーチャーを破壊する。それは再生できない。」
フレーバーテキストも書かれてなくて全体的なバランスが美しいカードだった。
今は知らないけど。
話が逸れたが、全体除去としてサンダーボルトの2番手みたいな感じで当時から使われた。
現在では破壊されるのが条件になる効果も多いのでサンダーボルトよりも強い場合がある困ったちゃん。
当時も勿論強力でブラックホールからのモンスター召喚ダイレクトアタックの流れは基本中の基本だった。
落とし穴を踏むのもお約束。
ちなみに同じ流れをサンダーボルトでやるともっと強い。
当たり前である。
サンダーボルトとの一番の違いは後に遊戯vs海馬デッキセットみたいなのが発売されて、そこに再録された点。
当時の少年達は喜び、サンダーボルトはますます憧れの存在になってしまった。
そして光ってるブラックホールは本物で、光ってないブラックホールはレプリカ扱いされる。
地割れの解説の時も触れたが、当たりがブラックホールで外れが地割れ。
パックから出たとき天国か地獄かが決まる瞬間で、地割れを引いたら目の前がブラックホール。



最後のカードは魔法カードの「サンダーボルト」
相手のフィールド上のモンスター全てを破壊するという単純明快な強いカードで一方的にアドバンテージを得られる凄いカード。
現代遊戯王では厄介なフィニッシャーやキーカードは破壊耐性を持ってるのは基本なので、あまり使われない。
当時は間違いなく最強カードでこれを打てば勝負が終わるくらい強かった。
必死に並べた守備表示のモンスター達もサンダーボルト一発で全て破壊され、総攻撃でゲーム終了。
落とし穴をセットしてても、すでに場にいるモンスターには効果がないため、止める手段は青眼の白龍をドラゴン族封印の壺で止めるくらい。
それでもまだブラックマジシャンやガイアが控えてる。
さて、どうしたものか・・・
持ってるだけでステータスみたいなカードで、持ってると憧れの対象になった。
あまり言いたくないけど、盗難の対象になるカードNo.1でもあった。
というのも、青眼の白龍やブラックホールは早々に再録されたものの超強力なこのカードの再録は中々されず、長い間スターターボックスを勝ったアドバンテージはサンダーボルト一点に集中してたのが狙われた原因。
トラブルの元にもなるし、色々な意味で問題を抱えたカードだけど、これについて語れる人は今どれだけいるのだろうか?
解釈の仕方によってはデッキのモンスターまで破壊されるウィルスカードにもなり得るカード。
これの意味が分かる人は結構古参ではカードゲーマーの可能性があるとかないとか。



長々と書き続けたが、結局スターターボックスが発売された当初は青眼の白龍がモンスターでは最強。
サンダーボルトが魔法カードでは最強だった。
これが封入されてるのはスターターボックスで青眼の白龍とサンダーボルトはセットだったので、スターターボックスを買った奴が勝つゲームだった。
パックをちまちま購入して、ブラックマジシャンを当てて暗黒騎士ガイアを当ててブラックホールを当てても、結局はスターターボックスのサンダーボルトと青眼の白龍に蹂躙されてしまうのである。
そしてスターターボックスは発売されると早々に売り切れてしまったので、買った人と買ってない人に別れてしまった。
格差社会の始まりだった。
物語は冒頭に戻る。



守備表示で召喚!
守備表示で召喚!
守備表示で召喚!

サンダーボルト!
ブルーアイズダイレクト!

守備表示で召喚!
守備表示で召喚!
守備表示で召喚!

やった!ブラックホール!
ブラックマジシャンダイレクト!!

じゃあ俺はブルーアイズ召喚!攻撃!ブラックマジシャン撃破!



スターターボックスを買わなかったのは、そんなに悪いことだったのか?
スターターボックスを買った奴が正義だったのか?
決定的なカードを引くまでずっと守備表示。
守備表示
守備表示
守備表示




つまらないゲームに思うだろう。
実際につまらなかった。
盛り上がりにも欠けて、装備カードを付けるだけでコンボと宣うそんなゲームだ。
3:1交換というリスクリターンが釣り合わないカードや、肝心なモンスターを狙えないカード、すでに召喚されたカードには使えないカード、自分のカードまで破壊してしまうけど強いカード、相手だけ破壊する強すぎるカード。
そんなカードばかりだが、そんなカード達と育った僕達は今の時代をどう生きてるのだろうか?
あんなつまらない時代を生きてたから、生き抜いたからこそ今の時代の遊戯王をどう生きてる?



どう思う?今の僕。
僕は遊戯王が生まれた時代から未来の君に今の遊戯王はどうだと聞きたい。
どうだい?今の遊戯王は?




うん、基本的にクソゲーだよ。


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