今日ではタブーになっているような話題です。人格という、各自にとって切実な問題を取り上げて、その人格の多層性と、そして人格に深く絡んで出現する現代美術の問題を解説しています。類例の無い、彦坂理論の独創的な展開ですので、面白いと思います。