ひでよしのうらばなし

Getting Over It with Bennett Foddyは登山だ

2017/12/16 17:41 投稿

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近頃、Steamゲー界隈ではGetting Over It with Bennett Foddy」というゲームの話題で持ちきりだ。えっ違うの?



ゲーム内容としては、「下半身がツボにはまったおっさんがハンマー一本で登山をするゲーム」という説明で事足りる内容だ。理解できない。


先にこのゲームをグラブルの団員からギフトで受け取ってプレイしていた知り合いが話すには
「人が限界まで追い込まれる様をたった約900円で見ることができる素晴らしいゲーム」
「賽の河原の石積みをお手軽に体験できる」
「初めてゲームをくれた人間への殺意を感じた」
「今ゲームをくれた団員に会ったらハンマーで殴ると思う。今の俺ならハンマーをうまく使える。」
との感想を頂いた。この感想を述べるまでにもおおよそ生きているうちにはなかなか言わない量の罵詈雑言をまくし立てながらプレイしていたあたり、まともな精神でできるゲームではないようである。

私も、このゲームをグラブルの団員からのギフト(彼は10人以上の人間におよそ900円もするこのゲームを送っている上自分は買わずにその様子を見ている相当イカれた人間である)で受け取ってこのゲームを始めた。

まず、このゲームの操作はマウスを動かすのみである。だがそれ故にかなり難易度が高い操作を要求してくる。自分が思ったような動きをするには膨大な時間を費やさなければならない。また、マウスが大きかったりマウスパッドが小さかったりするとその時点でこのゲームにおいては不利なので、小さいマウスや大きいマウスパッドの購入を推奨する。

そして、このゲームはクソゲーではない。900円以上の価値は十分にある
。クソゲーがクソゲーたる所以として、「いくらがんばってもゲームの問題で同じことはできない運ゲー」であるというものがあるが、このゲームは運ではない。完全に実力だ。培ってきた技能がその後の登山への力になる。逆に言えば運だけでは絶対に登頂はできない。それほど甘いゲームではない。

そして、このゲームは一人でやってはいけない。
発狂し、マウスやPCを壊しかねない。このゲームは人の心を折ることに関しては一流だ。どれだけ意思の強い人間であっても心を折られかねない場面がいくつもある。その時、この辛さを吐露できるような場所がないと、完全に立ち直ることができなくなってしまうだろう。

しかし、このゲームを軽い気持ちで配信してはいけない。どれだけ長い間自分の放送に付き合ってきたリスナーであろうと、登山をしている自分の気持ちなど理解してくれない。ただひたすら笑い者になるだけである。長い間友好的であった自分とリスナーの関係をいともたやすく崩壊させる力がこのゲームにはある。この登山の辛さを理解してくれるのは、登山をした仲間のみなのである。

このゲームのいい部分としては、数々の偉人の名言や、牧歌的なBGM、そしてなにより製作者でありゲーム名にも刻まれているFoddy氏のゲーム制作秘話を聞くことができる点であろう。辛くなった時、多くの偉人の名言が私達を励ましてくれる。そして、前に進むたびこのゲームがどうやって生まれたのかを知ることができる。前に進む勇気を製作者自身がくれるのがこのゲームの特徴といえるだろう。

私もまだこのゲームをクリアしたわけではない。未だに果てしなく長い登山の途中である。この果てしなく長い登山を、もっと多くの人々と共有したい。そのような思いで今回の記事を書かせていただいた。ぜひ、多くの人がこの記事のコメント欄でクリアの感想を語っていただければこの記事を書いた甲斐があるだろう。

ちなみに、このゲームをプレイする上での設定だが



このように設定をするとストレスを極限まで軽減できる。
あなたにまだ正気があるのならこの設定にしてこの登山を楽しんでほしい。



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