今なら『○○の名は。』とか、『シン・○○』といった映画名が出てきてもおかしくはない。
残念な邦題、映画の楽しみを潰すPV、話題性だけのテーマソング、クソダサいポスターを作ることに余念がない事でお馴染みの日本映画業界。原題から変えて、なぜこんなタイトルになったんだ……という映画は思った以上に沢山あります。
もちろん、秀逸な邦題も沢山ありますが、今回は僕が観た中で“残念”または”面白い”邦題を付けられてしまった映画を紹介していきます。
なお、本記事ではセガール映画については一切触れません。アレはアレで、セガール映画ですよって目印になっていると思っています。”沈黙”の単語が入っているか、漢字2文字なら大抵セガール。
●露骨な便乗タイトル
一番手は、この映画。
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●26世紀青年
邦題:26世紀青年 原題:IDIOCRACY
とある理由で未来の世界で生活するようになった主人公が奔走する映画です。未来にはバカしかおらず、植物をエナジードリンクで育てようとするオツムの人間しかいません。
突如、一般常識を持っているだけで天才扱いされる主人公が馬鹿どもに翻弄される面白い映画でした。
原題のIDIOCRACYは、「idiot(馬鹿)」と「cracy(政治)(権力)」の単語から来る造語ですね。
対する邦題は、流行っていた某映画から拝借しただけの便乗タイトル。そこまで悪いタイトルではないのですが、伝説の糞邦題『バス男』の影響もあり、抵抗を感じる邦題です。
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「そうだよ、ボクだよ、ボクが元ネタだよ」
●観る前はB級ギャグ映画と勘違いしてしまう
2番手はこの映画。
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●ニンジャ・アベンジャーズ
『ニンジャ・アベンジャーズ』。タイトルの響きだけで笑わせてくるのは勘弁してほしいです。
”ニンジャ”のタイトルを背負う洋画は大抵クソ映画という個人的見解もあり、観る前はネタ映画として見てやろ、くらいに思っていました。
しかし、実際に映画がはじまるとしっかりとしたストーリー、キレのあるアクション、さまざまなシチュエーションで魅せる戦闘と文句なしのアクション映画でした。唯一、明らかに日本じゃない日本が序盤に出てくるところが日本人的ネタポイント。
ちなみに、タイトルにアベンジャーズとついていますが基本的に戦うのは主人公ひとりだけです。チームとか結成しません。
●もっとマトモなタイトルあっただろ……
次は、邦題が残念すぎる映画の紹介です。
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●ミニミニ大作戦
邦題:ミニミニ大作戦 原題:THE ITALIAN JOB
この邦題の”ミニミニ”とは、映画内に登場する車”ミニ・クーパーS”から取っています。まあでもダサイですよね。すっごくしょうもない作戦感が漂う。
作品の内容は、鮮やかな泥棒劇。綿密に練られた計画で大量の金塊をゲットするも、味方の裏切りによってすべてを奪われてしまう主人公一行が、裏切り者から金塊を取り戻すお話です。
さまざまな才能に特化した優秀な仲間に、大胆で鮮やかな盗みかた。金塊を盗む理由や信念もしっかりと描かれており、観ていて気持ちの良い映画です。『オーシャンズ11』に近いものがあります。
『オーシャンズ11』はオサレ感漂うタイトルなのに……。
●ド直球なタイトルすぎる
タイトルのインパクトが強すぎました。
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●HE NEVER DIED(原題)
この作品、Netflixで見つけたのですがアマゾンなどのサイトで調べると、原題のほうしか出てきません。かなりマイナーな作品?
原題、『HE NEVER DIED』の邦題……それは
『不死身』
『不死身』です。たしかにね、そうなるけども……これは原題のままでも良かったのでは? と思わずにはいられません。まあ、『不死身』という直球なタイトルに釣られた見たわけですから、タイトル的には成功かもしれませんが。
ちなみに、映画の内容はやけにマッチョなで不死身なおじさんが、ちょっとしたことから事件に巻き込まれていくお話です。全体的に淡々と進んでいきますが、おじさんが何者かが微妙に分からないため、スリリングで結構引き込まれます。
ただし、外国映画特有の、聖書の話を知っていないとオチが分からない話でした。とはいっても、聖書の中でも有名な話なので、ほとんどの方は知っている範囲の内容です。
しかし、この『不死身』というタイトルの付け方には、サスペンス映画『肉』や『WER』と同じ匂いを感じますね。
実際に見てみると良作が多いので、今後も変わった邦題が付いた洋画を大量に見ていこうと思いました。
残念な邦題、映画の楽しみを潰すPV、話題性だけのテーマソング、クソダサいポスターを作ることに余念がない事でお馴染みの日本映画業界。原題から変えて、なぜこんなタイトルになったんだ……という映画は思った以上に沢山あります。
もちろん、秀逸な邦題も沢山ありますが、今回は僕が観た中で“残念”または”面白い”邦題を付けられてしまった映画を紹介していきます。
なお、本記事ではセガール映画については一切触れません。アレはアレで、セガール映画ですよって目印になっていると思っています。”沈黙”の単語が入っているか、漢字2文字なら大抵セガール。
●露骨な便乗タイトル
一番手は、この映画。
●26世紀青年
邦題:26世紀青年 原題:IDIOCRACY
とある理由で未来の世界で生活するようになった主人公が奔走する映画です。未来にはバカしかおらず、植物をエナジードリンクで育てようとするオツムの人間しかいません。
突如、一般常識を持っているだけで天才扱いされる主人公が馬鹿どもに翻弄される面白い映画でした。
原題のIDIOCRACYは、「idiot(馬鹿)」と「cracy(政治)(権力)」の単語から来る造語ですね。
対する邦題は、流行っていた某映画から拝借しただけの便乗タイトル。そこまで悪いタイトルではないのですが、伝説の糞邦題『バス男』の影響もあり、抵抗を感じる邦題です。
「そうだよ、ボクだよ、ボクが元ネタだよ」
●観る前はB級ギャグ映画と勘違いしてしまう
2番手はこの映画。
●ニンジャ・アベンジャーズ
『ニンジャ・アベンジャーズ』。タイトルの響きだけで笑わせてくるのは勘弁してほしいです。
”ニンジャ”のタイトルを背負う洋画は大抵クソ映画という個人的見解もあり、観る前はネタ映画として見てやろ、くらいに思っていました。
しかし、実際に映画がはじまるとしっかりとしたストーリー、キレのあるアクション、さまざまなシチュエーションで魅せる戦闘と文句なしのアクション映画でした。唯一、明らかに日本じゃない日本が序盤に出てくるところが日本人的ネタポイント。
ちなみに、タイトルにアベンジャーズとついていますが基本的に戦うのは主人公ひとりだけです。チームとか結成しません。
●もっとマトモなタイトルあっただろ……
次は、邦題が残念すぎる映画の紹介です。
●ミニミニ大作戦
邦題:ミニミニ大作戦 原題:THE ITALIAN JOB
この邦題の”ミニミニ”とは、映画内に登場する車”ミニ・クーパーS”から取っています。まあでもダサイですよね。すっごくしょうもない作戦感が漂う。
作品の内容は、鮮やかな泥棒劇。綿密に練られた計画で大量の金塊をゲットするも、味方の裏切りによってすべてを奪われてしまう主人公一行が、裏切り者から金塊を取り戻すお話です。
さまざまな才能に特化した優秀な仲間に、大胆で鮮やかな盗みかた。金塊を盗む理由や信念もしっかりと描かれており、観ていて気持ちの良い映画です。『オーシャンズ11』に近いものがあります。
『オーシャンズ11』はオサレ感漂うタイトルなのに……。
●ド直球なタイトルすぎる
タイトルのインパクトが強すぎました。
●HE NEVER DIED(原題)
この作品、Netflixで見つけたのですがアマゾンなどのサイトで調べると、原題のほうしか出てきません。かなりマイナーな作品?
原題、『HE NEVER DIED』の邦題……それは
『不死身』
『不死身』です。たしかにね、そうなるけども……これは原題のままでも良かったのでは? と思わずにはいられません。まあ、『不死身』という直球なタイトルに釣られた見たわけですから、タイトル的には成功かもしれませんが。
ちなみに、映画の内容はやけにマッチョなで不死身なおじさんが、ちょっとしたことから事件に巻き込まれていくお話です。全体的に淡々と進んでいきますが、おじさんが何者かが微妙に分からないため、スリリングで結構引き込まれます。
ただし、外国映画特有の、聖書の話を知っていないとオチが分からない話でした。とはいっても、聖書の中でも有名な話なので、ほとんどの方は知っている範囲の内容です。
しかし、この『不死身』というタイトルの付け方には、サスペンス映画『肉』や『WER』と同じ匂いを感じますね。
実際に見てみると良作が多いので、今後も変わった邦題が付いた洋画を大量に見ていこうと思いました。