Vol.191
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『そこそこ週刊・畠山理仁』
「エア取材」問題、これだけは言っておきたい(1)
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●「言いっぱなし」は特殊例
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言いっぱなし。裏を取らない。強い言葉で言ったもん勝ち──。
これは政治の世界に限った話ではない。インターネット上の言論空間でもそんな傾向が続いている。最近では、実際には取材していないのに、まるで取材したかのように振る舞うことを「エア取材」と呼ぶようだ。
しかし、本来これは「捏造」や「嘘」と呼ぶべきであり、記者を名乗る者なら絶対にやってはいけない。禁じ手だ。軽い言葉の響きにだまされてはいけない。取材というのは、そんなに軽いものではない。
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