僕だけは大丈夫。
わたしだけは大丈夫。
そう思っていても、事故は突然起こるものです。
急ブレーキ、寝不足、体調不良、よそ見、酒気帯び、感染症、パンデミック……。
原因はいくらでも考えられます。
ここではひとつのケースとして、先ごろ最終回を迎えた『がっこうぐらし!』のラストシーン、4人が希望を乗せて走らせる車と接触事故を起こした際、どのような対応を行えばよいかを学びましょう。
1:怪我人の有無を確認する
第一に必要な動作は、被害者全員の安全を確保することです。
もし意識を一時的に失った被害者などいる場合は、横にして呼吸の軌道を確保するなど安全な体勢へ保ちましょう。
救急車の手配なども最初に行うのが望ましいです。
また、二次事故を防ぐために車両を路肩へ寄せるなどの対応も必要です。
※この場合、胡桃の腕に巻かれた包帯は事故で受けた傷として扱わないものとします。
2:近隣にゾンビがいないか確認する
危害を加えられるだけでなく、交通の妨げにもなります。極力、遠ざけるようにしましょう。
自動車のハザード、ハイビーム、クラクションや手持ちのスコップなどを振り回して威嚇するのも有効です。
※ここでのゾンビの攻撃力・耐久力はメガドライブ版『マイケルジャクソンズ・ムーンウォーカー』の敵キャラと同程度なものとして扱います。
序盤はダンス、流星を取るとロボ化して倒せる程度です(ネタバレ)。
3:警察への連絡
もし携帯電話が通話可能な状態であれば、110で警察へ連絡を行い、事故の手続きを行いましょう。
処理が無事に終わると、後日、自動車安全運転センターから「交通事故証明書」が郵送されます。
※この時、警察の調書が「かゆい うま」としか書かれていない場合、所定の手続きが行われない可能性があります。
4:被害者、加害者、目撃者、事故状況の情報収集
名前や連絡先など、後日示談などの処理を行うため聞き取りを行いましょう。
スマホやカメラで、事故状況の記録も証拠として撮っておくとよいかもしれません。
また、荒廃した都市の記録として、後世に伝える役割も果たします。
5:近隣にゾンビがいないか確認する
この辺りで再度、近隣のゾンビを追い払いましょう。
6:代理店・保険会社への連絡
本来であれば自賠責保険もしくは任意保険の加入により種々の対応が行われるのですが、どうせ保険会社の社員もゾンビ化しています。
よって、今回の損害による補填などは考えないものとします。
このように、事故後の処理は様々で、なにかと大変なものです。
加えて、事故発生直後は慌ててしまい冷静に対応できない可能性もあります。
被害者のためにも、そして二次事故を起こさないためにも、気持ちを一旦落ち着けて対応を行いましょう。
さいごに:
そこかしこにゾンビいるのに何で淡々と事故処理してんだお前。