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2014/11/29「ボーカロイド™ オペラ 葵上 with 文楽人形」鑑賞レポート

2014/11/29 22:58 投稿

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・「ボーカロイド オペラ 葵上 with 文楽人形」
(HP:http://www.opera-aoi.com/index-ja.html
・「ボーカロイドオペラ 葵上 with 文楽人形」が上映されます!
(掛川観光情報:http://www.kakegawa-kankou.com/news/3480/

国内外で注目が集まってる「VOCALOIDと文楽の融合」作品。僕は今回が2回目の鑑賞です。
・1回目鑑賞レポート「2014/9/21「ボーカロイド™ オペラ 葵上 with 文楽人形」鑑賞レポート」
http://ch.nicovideo.jp/hal-dynast/blomaga/ar627915


取り急ぎ今日の掛川公演のツイートをまとめました。
・2014/11/29「ボーカロイド オペラ 葵上 with 文楽人形」ツイート備忘録
(Togetter:http://togetter.com/li/751516)(11/30ツイートを追加しました)

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今回の上映会場は、静岡県掛川市にある「大日本報徳社大講堂」。
(掛川市HPの紹介:http://www.city.kakegawa.shizuoka.jp/kankou/spot/rekishibunka/houtokusha.html


20分くらい前に入場して開演待ち。ほぼ予定通り開演。


書きたい内容が盛りだくさんなので、取りあえず箇条書きで列挙します。

・お客さんは200人近くは居たでしょうか。大講堂と言っても木造和風建築の講堂なのでそんなに広くはないですが、会場一杯に並べたパイプ椅子に満席になりました。あと複数のマスコミが取材に入り、テレビカメラが客席後方に数台並んでいました。

・客層は幅広かったです。10代の子供から、ボカロファンらしき20~30代、文楽ファンらしき50~60代、白髪のおばあちゃんまで老若男女が...こんなに広い世代が集まったイベントは、この手のジャンルではかなり珍しいかと。

・内容も盛りだくさんでした。30分の上映の前に、掛川市長の挨拶から始まり、本作品プロデューサーによる作品説明、使用楽曲作曲者によるVOCALOIDの説明、演者の人形遣いによる実演付き文楽紹介、さらに上映後のトークショー...全2時間強が短く感じるほど、充実した内容でした。
(12/1追記:指摘により一部修正。舞台監督→使用楽曲作曲者)

・作曲者によるVOCALOIDの説明。人の声の出し方歌い方と比較する視点で、デモ映像を使って調声をわかりやすく説明してくれました。「歌を歌わせるパソコンソフト」はもう解ってる、でもボカロPや研究者向け技術解説は良く解らない...その中間の、僕にとってツボにはまる内容でした。

・今回の「葵上」には初音ミクは使われておらず、初音ミク発売元のクリプトン・フューチャー・メディア社は無関係。でもVOCALOIDの概要を説明をするのに初音ミクを避けて通ることは事実上不可能...作曲者によるVOCALOIDの説明も、そのあたりの苦心が見て取れました。名前は出しませんでしたが、V2のパッケージをチラ見せしました。

・人形遣いによる文楽の説明。発祥~興隆~近年の衰退~現在までの歴史と、実物の人形とその頭部(カシラ)を使った実演、基礎知識の無い(僕を含めた)人にも解りやすくてためになりました...橋下知事(当時)に補助金を削られた件、何度も口にしてたので相当根に持ってるようで。

・文楽界も、古典だけやっていては新規客を取り込めず補助金が無くなるということで、最近は新作の上映や他業界とのコラボを積極的にやってるとのこと。その一環で「やってしまった(人形遣い談)」のが、今回の「葵上」だそうです。見方によっては橋下知事のせいで生まれたとも取れるかな?

・僕の前回の鑑賞は客席30くらいのミニシアター、今回は天井の高い講堂での鑑賞で、受けた音の印象はかなり変わりました。地元ヤマハの高音質シアタースピーカーシステムを今回のために設置して、下手な映画館よりもいい音!

・単に大音量で圧倒するだけでなく、音質や音の位置や音の雰囲気まで、前回鑑賞より格段にグレードが上がってました...実は「葵上」上映の度に音の編集を繰り返して、会場に合わせてブラッシュアップしてるとか。

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...いくら項目を羅列してもまとまった記事になりそうもないので、当日会場に参加されたこちらの方のレポートを紹介します。
  • ボーカロイドオペラ「葵上」を見に行ってきた。
(MIKU地域社会研究室:http://d.hatena.ne.jp/warehouse_mgr/20141129/1417275480

感想をコンパクトにまとめた上、会場の大日本報徳社大講堂についても詳しく言及されてます。

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最後に1点。

当初僕は、「葵上」に続くボカロ文楽オペラ作品を作ってくれないかなと期待して、監督や人形遣いの話を聞きに来ました。
しかし上映後のトークショーの話を聞いてると、クリエイターの彼らはそんな卑小な話で収まらないほどの、創作意欲と情熱を持ち合わせていることを感じました。

僕ら聞き専の凡俗は、クリエイターに「続編を作ってくれ」と軽々しく要求するべきではない。真のクリエイターの発想は聞き専の予想を超えたところにあり、それは続編の枠に収まるものではない...と感じた次第です。


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