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MMD杯本選に向けて、動画伸ばそうぜ!:8 #blomaga_MMD

2013/02/01 20:57 投稿

コメント:1

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そんなわけで、今回のお題は
ほんのちょっとの手間をかける
のうち
・モーション、姿勢のコツ
・補完曲線を使ってみよう
・カメラの応用すこしだけ
・ハリウッド理論を応用しよう
を上から順にいってみましょう。

・モーション、姿勢のコツ
 例によって、基本的に「ほんの一手間」および「初心者向け」が主旨なので、別になんかすごいことをしろ、とか言い出しませんから、安心してください。
 ・実際に自分がそのポーズや動きをしてみる
 ・ぱっと見た目自分がベストと思ったよりも、もうちょっとだけ余分に動かしてみる
 ・動かすのは本当にその関節だけでいいの?
 
というこの3点だけです。

 ・実際に自分がそのポーズや動きをしてみる
  ある程度慣れた人は、実は割と普通にやっていることだったりします。
  なんだかんだでこれが一番分かり易いんですよね。先日説明した腕の動きで、「肘はY軸方向にしか曲がらない」とかですね。
  ところが、案外こういうのって忘れがちなことだったりするんですよね。そのせいで、なにやら不自然な動きになってしまったりすることもある、と。
  …逆に、ここから2ランクくらい上の状態になると、「実際の関節の動きをあえて無視した方がソレっぽい動きになる」こともあったりするんですが、これは基本をまずしっかり押さえた後で、自分で試行錯誤してみるのがいいかと思います。

 ・ぱっと見た目自分がベストと思ったよりも、もうちょっとだけ余分に動かしてみる
  これも実に地味に重要です。
  「MMDの中でモデルが行っているのは演技である」と考えると分かり易いかと思います。
  俳優さんの演技だったり、声優さんの声の演技だったり、どれも「普段より少し大げさに演技をすることで、よりそれらしく見せる」ということを行っています。
  絵などで言う「デフォルメ」の考え方ですね。特徴を寄り強調して見せる、という。
  だいたいベストと思ってしまう動きというのは、自分にとっての普段の動きやポーズだったりします。なので、演技をさせているつもりになって、少しだけ大げさに動かしてみましょう。
  実際に後で見てみると、その方がソレっぽくなっていることの方が多いのです。

 ・動かすのは本当にその関節だけでいいの?
  たとえば、肘を曲げてみましょう。「無意識のうちに腕や肩がわずかに動いている」ことに気づきましたでしょうか。人によっては、手首も若干動いていたかと思います。
  指を曲げるときも、第一関節だけ、または第二関節だけ曲げることは(そういう特技を持っている人が意図的に曲げる以外は)できず、すべての関節が曲がったことかと思います。
  このように、人は「動かそうと思った関節だけを動かすことはほぼできない」ということ。特に「体幹に近い関節ほど、無意識のうちに動く」ということを覚えておくと良いかと思います。
  つまり、モデルを動かす際にも、これは同じことであるといえます。逆に言えば、これを怠ると、実に不自然に見えてしまいます。
  先ほど説明した「実際に自分がそのポーズや動きをしてみる」と密接に関わります。これも自分が実際にやってみるとよく判るからです。

・補完曲線を使ってみよう
 これも敬遠している人が多そうです。実際に、初心者さんの予選動画は、これは使ってないだろーなー、というものが非常に多く、結構目立ちました。
 ぶっちゃけ、難しく考えることはありません。

http://gyazo.com/8d3c45d1018e41c14a0bb2b8bad68078
 だいたいこんな感じの、俗に言う「S字」にしてしまえばいいだけです。
 で、パネルにあるコピーボタンを押しましょう。
 上の図では回転のみ適応していますが、移動にも適応しておくと良いでしょう。この際、「先ほどコピーしたS字補完線をペーストしてしまいましょう」。一つ作ったら、この補完曲線一つをすべての動きにペーストする、でOKです。
 また、ボーンの操作だけでなく、カメラについても同様のことがいえます。

<ガチ初心者はここ読まなくても死にはしません、飛ばしてもおk>
 なんでこうなるかっていうと、人にしろ機械にしろ、基本的に「動き始めはゆっくり動き、徐々に加速していき、止める前にやはり徐々に減速して、止まる」からです。
 これは物理法則なので、基本的に抗うことが難しいものであるからです。
 ですので、ソレを再現する場合に、補完曲線はS字になるのだ、ということです。
<ここまで>

  もちろん、「魂実装済み」タグがつくような方たちは、一つ一つの動きに丹精込めて、別々の補完曲線を仕込みます。これによるぬるぬるな動きは、すばらしいものがあります。
  が、それはまた別の話。例によって例のごとく、ここで扱うのは、あくまでも「ほんの一手間」であり「初心者向け」だからです。
  これより先が知りたい方は、PAC室長の補完曲線解説動画をごらんになるのがよろしいかと思います。

非常に分かり易く、とても勉強になります。

・カメラの応用すこしだけ
 カメラの基本操作に関しては、先日書かせていただきました。
 ここから先は、ほんのちょっとの応用…「演出」に関わる部分です。その中でも、初歩の初歩である
・動かす
・音に合わせる
 これだけ。

 ・動かす
  あたりまえのようでいて、結構忘れがちだったりします。
  人間というものは、同じものを見ていると「急速に飽きてくる」という、とてもわがままな性質を持っています。
  このため、カメラがぴったりと制止したままの画面には、飽きてしまうのです。飽きられてしまえば、最後まで見てくれないかもしれませんし、マイリスもしてくれないかもしれません。
  飽きられないためにはどうするか。というと「ゆっくりでもいいから動かす」ということになります。
  たとえば、標準ミクさんがかわいらしく踊っているとします。これを止まったカメラでずっと見ているだけだと、いくらミクさんがかわいらしくても、見ていて飽きてしまうのが人間なんですね。(ごくまれにこの原則すらも吹き飛ばすような超絶モーションがあったりしますが、あくまでも例外です)
  ですので、「踊っているミクさんを中心に、カメラがY軸をゆっくりと回り込む」などしてやると、一気に飽きられにくくなります。角度は数秒で10度、程度でも問題ありません。動いているかどうかが重要なのです。
  また、同様の理由で「カットは数秒ごとに変える」ことも重要です。同じカットを5~6秒程度続けると、人間は飽きてしまうそうです。それを防ぐため、300フレーム以上同じカットを続けるのは避けた方が無難、ということになります。
  では、そのカットのタイミングをどうするか、というと…そこで下記。

 ・音に合わせる
  これも重要です。
  PVやダンスであれば、主題として流している音楽に。ドラマであればBGMに。流している音楽に合わせて、テンポ良くカットを切り替えましょう。
  人間というのは感情を音楽に大きく左右される生き物でもあります。このため、「音楽に合わせてカメラが切り替わるだけでも、心地よく感じる」ことが多いのです。
  逆に、音楽に合わせないでカメラを切り替えると、違和感を感じてしまったりもします。

 これ以外にも、有名なところでは「イマジナリーライン」などがありますが、気になる方だけ別にお勉強していただければよいかと。ぐーぐる先生は偉大です。

・ハリウッド理論を応用しよう
 あまり聞き覚えがないかもしれませんが、映画好きな人にはわりと有名かつ重要な要素だったりします。
 どういうものかというと、ハリウッド映画のうちヒットするものは、「開始10分(15分説もあり)以内に、主要な人物が出そろい、大まかな状況の説明を終了させ、主題となる事件が起こる」というものです。
 これを動画に応用する場合、「開始10~30秒以内に、見続けたくなるようなインパクトを起こせ!」ということになります。さあ、ここでも出てきましたねインパクト重要説。
 結局のところ、最後まで見てもらうため、マイリスをしてもらうためには、なんだかんだでインパクトが重要なのです。
 今更ですが、別にインパクトといっても、見ている人の心臓が止まるような脅かし方をしろ、というわけではありません。
 かわいい、でもいい。かっこいい、でもいい。見てて気持ちがいい、でもいい。話の筋が気になる、でもいい。なんかエロい(色気がある)でもいい。綺麗、でもいい。「人の興味を引きつける何か」または「自分がその動画に一番ぶつけたい何か」を、開始早々にたたきつけてやればいいのです。


 ちなみに、ニコニコの「世界の新着動画」が、開始30秒で最初の試練である続けるか否かの投票があるのも、全く同じ理由だそうです。

長くなりましたので、例によって今回はこの辺で。
次回は
ほんのちょっとの手間をかける
 のうち、残っている
・動画編集ソフトを使おう

・ビットレートに気を使おう
・気になったことがあったら…
でお送りいたします。

コメント

ゆないキズト
No.1 (2013/02/01 21:07)
MMD超初心者なので、すごく参考になりますー!
はくまにPさん、ありがとう!(^_^)
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