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ぬるゲーマーなおっさんの、映画感想的な何か(「この世界の片隅に」「艦これ劇場版」「ポッピンQ」ネタバレ有り)

2017/01/03 22:14 投稿

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  • この世界の片隅に
  • 艦これ劇場版
  • ポッピンQ
どうも、ぼくです。

 ネタバレ無しだった前回の続きで、「この世界の片隅に」「艦これ劇場版」「ポッピンQ」の3本のネタバレ有りの感想になります。

 まずは「この世界の片隅に」です。
 この映画、主人公が「絵を描くのが趣味」で、幾つかのクセが「手を印象的に大きく動かして使う」んですよね。
 で、これが馬鹿でかい伏線になっていて、途中から「うわあああああああああああああああああ!そんな殺生なあああああああああああああああああああああああああ!」となるわけです。
 EDでも、右手さんが大活躍するわけですよ…ああもう!演出うますぎだろう!こんなん泣くわ!と。
 ただ、他の作品と違って、無理やり「さあ、ここで泣け!」っていう強引さもそんなに感じないんですよね、不思議な事に。
 基本的にただひたすら、「日常」と「非日常が」淡々と進んでいくという作りなわけです。だからこそ、かえって来るものがあるわけですが…

 で、ネタバレ無しの方でも書いたんですが、戦中の話がメインなので、当然悲惨な出来事やそういったシーンも有るわけです。苦労話(特に食事事情)も多かったりします。が、決して過剰な反戦メッセージは無く、むしろ基本的には楽しい、もしくはゆるゆるした癒し系ライフだったりするわけです。

 おそらくなんですが、テーマは「非日常が紛れ込んできたとしても、人は日常に戻っていく」「人は脆くて弱く、しかし同時に逞しくて強い」なんじゃないかな、と個人的には考えています。

 次に、「艦これ劇場版」です。
 天龍ちゃん、なんでそこでフフ怖してくれなかったのおおおおおおおおお!
 全てはこれに尽きます。相変わらず脇が甘いんですよ、ガバガバです。
 一応綺麗に終わらせてはいるんですが、ネタバレ無しにも書きましたが謎や伏線はほぼ未回収です。一応、最大の謎(艦娘と深海棲艦はなんで戦い続けないといけないのか?そもそも彼女たちの正体とは?)には、それっぽいほのめかしはあるんですが…
 霧島さんの出番も少ないし、雪風もはっちゃんも出てこないし…代わりに、まさかのときっちゃんがいましたが…
 妖精さんの出番と活躍が多かったのも、よかったですね。あと、個人的にはRJさんが喋ってくれたのがちょっと嬉しかったです。
 ただなあ…最大の見せ場になっているはずの、深海吹雪ちゃんとの対決(?)が、なんかこうその直前のクライマックスに比べると、中だるみ的になっちゃってて、しかも決着のつき方もなんかこう…
 うん、全体的にはそこそこまとまってますし、TV版と比べるとわりといい感じになってはいるんです。ただ、その分「なんでここには力を入れてくれなかったの…」と不満点もその分大きくなってしまい。力の入れ方を間違ってるんじゃないのそれ、とか…
 全体的にこう、ですね。すごくもったいないんですよ。メガドラ全盛期の頃の、ウルフチームのゲームみたいな感覚、といえば、判る方には判ってもらえるんじゃないでしょうか。
 いい内容だし、アイデアも素晴らしいんだけど、なんであとほんのちょっとだけ練り込まなかったの…すごく惜しい!っていう、あんな感じ。

 最後に、「ポッピンQ」です。
 けっこう力の入った内容ではあるんです。作りも丁寧ですし。ただ、とにかく展開が早すぎて、ついていけない。なんか軽く見えてしまう。
 あと、エイベックス臭がキツすぎ。すごいゴリ押し感があるんですよ。
 逆に言うと、それ以外は本当にいい出来です。素直に面白い。絵も話の根幹も、実に丁寧です。
 おそらくですが、こうなった原因(エイベックスは別)は、「これ、本来は2クール+2クールくらいのシリーズ物の構想だったんじゃないの?」というものです。
 例えば、本編(異世界編)ヒロイン5人のうち、メインの子とあとから追加された子の二人しか、大きな掘り下げがないんですよ。残り三人は、わりと扱いが軽い。
 また、ED後に「このあとの展開」としてこの現実世界での話が断片的に見られるんですが、これも長引きそうな内容に見えます。
 つまり、本来は「本編(異世界編)2クール」+「追加展開(現実世界変)2クール」くらいの構成の話だったんじゃないかな、と思えるんですよね。
 ヒロインのチームも5人ですし、おそらく「プリキュアの後番組」ないしは「次以降のプリキュアの構想の一つ」だったんじゃないかなと。
 で、ボツにはなったけど、よくできた話だったんで、映画にしちゃいました、的な。そんな裏が透けて見えるきがするんですよね。
 そう考えると、展開が早すぎる(2クール予定を2時間以内にまとめたら、まあこうなるよね)ことにも納得がいきます。
 というわけで、これまた艦これと同じく、ちょっともったいない感じがしました。「本来の形でのポッピンQがぜひ見てみたい」と思わせてくれる作品でした。

 とまあ、今回はこんな感じで。

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