Hakaseの思考実験室

シェアファンこぼれ話 第二回「クラス=職業」その2

2014/04/12 19:17 投稿

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ではでは前回に引き続き、残るクラスのそれぞれの得意分野と主に玄人向けか、初心者向けかという視点で各クラスを語ってみよう。

戦士、狩人と来て今度はやや曲者といえる「盗賊」にいってみよう。
盗賊とはつまり泥棒のことなのだが、シェアファンにおける盗賊というクラスは、遺跡や街での潜入能力、裏社会とのつながり、独特の裏戦闘術を持つ等、要は社会の暗部に住まう人々の持つ技術、能力を示すものである。

彼らの価値はオールラウンダー的なところにある。戦闘でも戦士や狩人ほどでないにしろ、前線を支える事が可能であり、遺跡などにおいては罠や鍵開けで障害を突破、そして街中では裏社会から情報を引っ張ってくると、いつでもどこでも八面六臂の活躍を遂げる。
ただ、この万能性は表裏一体であり、これらを満遍なく発揮しようとすれば器用貧乏と化す危険性があり、大概の盗賊はどこかの分野に弱点を持つか特化したりしている。

盗賊は初心者向けとも玄人向けとも言える、活躍の場が多いので積極的に参加したいプレイヤーにはもってこいだ。
ただ、交渉面においては裏社会とつながりがあるだけで特に有利な特技をもっているわけではないので、リアルにプレイヤーの交渉力が試される。
さらに、盗賊としての能力の一部を活かそうと思えば、あまり重い鎧は着ることができない。これも前線を立つことへの足かせとなる。
また、遺跡の中では彼らの罠への対処能力がパーティーの生死を分けることもある。その辺も含めて選ぶべきクラスといえる。
しかしながらやりがいがあり、面白いクラスであるのは間違いない。

Illustration By 川端新
    盗賊


それではお次は「神官」を見てみよう。
神官は神に仕える人々の中でも、特に「奇跡」と呼ばれる、大いなる神の御力を現実的な影響力として発揮できる輩である。
彼らの奇跡は非常に強力であり、神官がいるといないではパーティーの生存能力が段違いに変わるといっても差し支えない。
また、盗賊と同じく、あるいは重い鎧に支障がない分、盗賊以上に前線に立てるクラスでもある。
そういった意味での生存能力は実は戦士以上といえるかもしれない。ただし、彼らには実は大きな枷がある。

彼らが信仰を使う上でその力を増すためには、戒律という神様ごとにいくつかの異なる決まりを順守する必要がある。
例えばそれは非暴力かもしれないし、困っている人を助けなければならないのかもしれない。それを破れば、奇跡の力は弱まってしまう。
さらには、奇跡は使えば使うほどその力を弱めていく。
基本的に神の力の乱用を、神々は許していないのである。本当に必要な時にこそ使われるべきであり、神は依存すべき対象ではないのだ。
勿論、永遠に下降するわけではなく、日々の祈りを捧げることでこの依存による減少は1日毎にリセットされるが、それでも制限には変わりない。

神官はそういったロールプレイの制限や、奇跡というやや複雑な概念を扱う関係上、中級者以上が推奨されるクラスである。
だが、戒律といった概念や奇跡(要は魔法の一種)に興味があり、よく勉強して使うなら初心者でもまだ使用可能なレベルとも言える。
うまく使えばパーティーを救う能力を得るという意味では、そういった仲間を救うことを好むプレイヤーにも向いているだろう。


Illustration By 川端新
   神官


では本日の最後に、予定にはなかったが「魔術師/魔女」を紹介しておこう。
最初に言っておくが、このクラスは中級者以上、TRPG玄人向けのクラスである。
このクラスの最大の特徴は彼らの使う魔術(魔法)にある。

魔術は高レベルになっていけば、かなりの非現実的なことまでありとあらゆることを実現できるようになる。
炎の玉を放ち爆発させ、空を飛び、未来を占い、透視をし、隕石を降らせる。
高レベルな魔術師はもはや自然災害と変わらないレベルでの脅威度を誇る、いわば戦略兵器である。

勿論その代償はある。まずはすべてのクラスの中で最も低いHP(傷に耐える能力)を持ち、肉体戦闘能力は最低レベル。
そして多くの魔術師はその魔力を得るために肉体の健全さ(=能力値の肉体そのもの)を魔力に捧げてしまうため、HPの低さに拍車をかける。
さらに魔術の概念は、このゲーム中屈指の複雑さを誇るものの一つである。
使いこなすのにはルールの読み込みを必要とし、さらに選択肢の幅が非常に広いため、魔術の選択でまたルールを読み漁ることになる。
さらにさらに、初期の魔術師はそれほど多彩な魔術は使えない。
言わばちょっと特殊な能力を持った貧弱な人であり、この辺も初心者にはちょっとおすすめできない要因である。
ただ、ルールを偏執的なまでに読み込むタイプや、魔術というものにロマンを感じて仕方がないというのであればチャレンジしてみるのもいいだろう。
魔術師は大器晩成型ではあるが、それゆえに非常にロマンに溢れるクラスなのは間違いない。


Illustration By 川端新
     魔女


さて、今回は3種のクラスを紹介した。次回、「吟遊詩人」と「商人」というこれまた癖のあるクラス2つを紹介しようと思う。ではでは!待て!次回!!


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