2014年12月28日から30日まで、有明 東京ビッグサイトで開催された「コミックマーケット87」。3日間で56万人が参加した同イベントに、美少女Mobage!!!もブースを出展した。
同社ブースでは、美少女Mobage!!!でサービスを展開するゲームタイトルに登場するキャラクターのコスプレイヤーさんが、ポスター付き小冊子「電撃美少女Mobage」やイベント限定の年賀ポストカード、特製ショッパーズバッグなどの配布をおこなったほか、特設スタジオから3日間に渡ってスペシャル生放送「ハッカちゃんねる ~冬コミすぺしゃる~」を実施した。
初日は、ハッカドール3号役の山下七海さん(ななみん)、『ハナヤマタ』で関谷なる役や『てぐされ!部活もの』で園田萌舞子役などを演じる上田麗奈さん、MCをDeNAの岡村直哉が出演し、特集コーナーではこの冬より配信予定の『ソードアート・オンライン プログレス・リンク』のプロデューサー二見鷹介(バンダイナムコゲームス)、リンクPが出演した。
ステージに姿を見せた上田さん「ハッカドール4号を狙っています。上田麗奈です」と挨拶。続いて、DeNAブースのスタッフパーカーを身につけてステージ上に姿を見せた山下さんは岡村の「DeNAの人ですか?」という問いかけに「今日、社員ですよね。カワイイでしょー」とブース前に集まった参加者にスタッフパーカーの背中にプリントされたイラストを見せると「かわいい~!」という声があがった。
岡村からコミックマーケットについて聞かれた2人、「もっと寒いと思っていたけど、暑いですね」(上田さん)「皆さんの熱気がすごいです」(山下さん)と答えた。コミックマーケットには、日本全国のみならず世界中から参加者が集まるので、山下さんが「皆さんどこから来ましたか?」とブース前に集まった参加者に声をかけてみたところ、「神戸」や「和歌山」などの声があがった。
上田さんも山下さんもコミックマーケットに参加をしたことはあるが(上田さんは最後までどうだったか思い出せない様子)初心者。放送はそんな2人と共にコミックマーケットの長い歴史のなかで起きた様々な“あるある”を振り返る「コミケあるある大調査!」からスタートした。
「コミケあるある大調査!」で二人に伝えられた“あるある”は、夏のコミックマーケットで参加者の熱気により雲ができる“屋内なのに上空に雲ができる”、人気サークルなどには行列ができ、多くの参加者がいるためどこに最後尾があるかひと目で判るための“最後尾札”、スタッフが参加者へ注意事項などを伝達する際の頓智に富んだコメントについての“スタッフの案内がおもしろい”、50万以上が参加するコミケでは、回線がパンクしてしまい“携帯がつながらない”の4つをあげた。
“スタッフの案内がおもしろい”のなかから「お(さない)・か(けない)・ゆ(めをあきらめない)」の標語を、上田さん、山下さんの2人にも考えてもらった。
山下さんは「お(さない)か(けない)・ゆ(めから覚めたくない!)」という標語をあげた。続いて上田さんは「お(っととそこの君)、か(くかくしかじかのことで)、ゆ(ゆしき状態ではあるのだが楽しんでいこう!)」という、意味はともかく勢いが感じられる標語を作った。
さらにコミケ初心者の2人に“コミケあるある”を考えてもらい、山下さんが考えたあるあるは“並ぶ!”。これには岡村から「そこ!? 浅いっ!」というツッコミが入った。山下さんのあるあるに対して「もっとすごいの考えてきましたよ」と自信たっぷりの様子で、上田さんがフリップをめくって出てきたのは“いっぱい並ぶ”。山下さんの“並ぶ”に被せてきたあるあるに、会場からは笑いが沸き起こった。
「コミケあるある大調査!」に続いては、2014年10月から12月に放送されたTVアニメを振り返る「年末特別企画 秋アニメ総復習」へ。
このコーナーでは、DeNAのスタッフが選んだ秋アニメについて語ってしまおうといった趣旨となっており、「アニメ業界を目指す人必見!」「遊園地を立て直せ!!」「わんさかわんさか」「こんな厨二アニメ、OAしてい~の?」「すっぽんぽん魔術」「声に出したい日本語」「おトクな気持ち(仮)」の作品にまつわるキーワードが用意されていた。
それぞれのキーワードから連想されるアニメタイトルを、2人が当てていくという形式になっていたが、「アニメ業界を目指す人必見!」=『SHIROBAKO』、「遊園地を立て直せ!!」=『甘城ブリリアントパーク』、「わんさかわんさか」=『うぇいくあっぷがーるZOO!』、「こんな厨二アニメ、OAしてい~の?」=『異能バトルは日常系のなかで』、「すっぽんぽん魔術」=『トリニティセブン』、「声に出したい日本語」=『俺、ツインテールになります。』、「おトクな気持ち(仮)」=『ガールフレンド(仮)』の7タイトルのうち、5タイトルが正解。『トリニティセブン』と『俺、ツインテールになります。』の2タイトルが不正解となっていた。
『俺、ツインテールになります。』のキーワード「声に出したい日本語」について、2人から「これ、声に出したいんですか? 岡村さんだけです」と猛烈な抗議を受けた岡村、逆ギレ気味に「みんなツインテールになりたいんだよ」と力説。観客のなかにも頷く男性の姿が多数見られた。
「DeNAスタッフのお悩み相談室」は、美少女Mobageを運営するDeNA社員から募集したお悩みに山下さんと上田さんの2人が答えていくというコーナー。
1つ目はコミケの美少女Mobageブースで配布された小冊子「電撃美少女Mobage」を参加者の皆さんに受け取ってもらう方法を教えて下さい、という深刻な悩み。
この悩みに対しては山下さんが実演で回答した。上田さんに受け取ってもらうために「受け取ってくれたもう~。さみしか~、さみしか~」と方言で訴えるが、上田さんは無情にも「もう一声ほしいかな~?」と。すると、山下さん上目遣いで「上しゃま、愛しとぅ~、愛しとぅ~けん受け取って~」と続けたところ、これには上田もほだされて「私も愛しとーよ!」と山下さんを抱きしめて、無事に配布完了。
続いてのお悩みは「二次元の嫁に会いに行くにはどんなポーズとセリフをすれば?」という無茶ぶりな難題。
この難題を解決してくれるのは上田さん。画面の中の山下さんをお菓子で釣ろうとする「今日も遊んでくれてありがとう。明日もログインしてね」と失敗。お菓子でダメならと「ななみん、美味しいお肉だよ!」と誘惑すると、これには山下さんも我慢できず「わんわん、わん~!」といって、画面の外へ召喚成功した。上田さんは、この作戦について「ヒロインの好みをちゃんとリサーチすることです」とアドバイスを送った。
最後のお悩みはMCの岡村から「僕の心と体が癒される一言を囁いてください」という職権濫用もののお悩み。岡村もまさかこれが選ばれるとは思っていなかったのか「俺、コレやらなくていいって言ったのに。これ本当にやったら炎上しちゃうからお二人にはカメラに向かってお願いします」と自重。二人は、息ピッタリに「おかむ~さん、あとでお肉おごってください」とおねだりポーズを決めた。二人の可愛らしい様子に「おかしくない?これ、おかしくない?」と口では言っているが、岡村の顔はデレデレ。顔が緩みっぱなしの岡村の頭を神の手がど突く一コマも。
放送の最後は、この冬より配信予定の『ソードアート・オンライン プログレス・リンク』のプロデューサー二見鷹介(バンダイナムコゲームス)、リンクPの二人も加わったソードアート・オンライン特集。
コーナー冒頭、2人のプロデューサーのほかに、飛び入りで二頭身の“キリトサン“も登場。気配を消して、上田さん、山下さんの2人の背後に突如現れたため、2人は素に帰って驚きの声をあげた。こちらのキリトサン、お仕事を大募集中で、バンダイナムコゲームスのウェブサイトから出演依頼があればどこにでも馳せ参じるとのこと。
『ソードアート・オンライン プログレス・リンク』は、現在事前登録を受付中の最新タイトルとなっており、テレビアニメ第2部の舞台となった妖精の国“アルヴ・ヘイム”を舞台に、キリトやアスナとともにクエストなどを攻略していく。ストーリーは、今回のために書き下ろされた完全オリジナルとなっている。
ゲームの紹介の前にオープニングムービーが上映され、続いて、リンクPからキャラクタークリエイトで使用できるサラマンダー、ウンディーネ、シルフの3種族6種の初期種族を紹介。まずはサラマンダー(男)でキャラクターをクリエイトし、ゲームスタート。ALOの世界へと入り、ゲームの案内役として登場するプライベートピクシーのエリュシカの可愛さに、山下さんも上田さんも「かわいい~」とメロメロな様子で、大きさを二見プロデューサーからポケットに入るくらいですよと伝えられると、山下さんは「かわいい~。ティーカップに入ってもらいたい。ティーカップ妖精・・・かわいいですね~」と妄想を膨らませていた。
『ソードアート・オンライン プログレス・リンク』の舞台はALOが舞台となっており、ゲーム自体はアクティブタイムバトルを採用したRPGとなっている。必殺技を繰り出したり、ボスの部位を破壊してレアアイテムをドロップさせたりと多彩な戦闘を楽しむことができる。
また、『ソードアート・オンライン』世界では欠かすことのできないギルドシステムが紹介された。このギルドシステムを使った“レジェンダリー・ウェポン争奪戦”といったマンスリーイベントの存在も発表された。
なお、『ソードアート・オンライン プログレス・リンク』では、登録者全員に「SR 絶剣のユウキ」がプレゼントの事前登録キャンペーンを実施している。
『ソードアート・オンライン プログレス・リンク』の紹介に続いては、同じくALOを舞台としたPS3/PS Vita用で3月に発売予定の『ソードアート・オンライン ロスト・ソング』の魅力として、二見プロデューサーが、空を自由に飛べることと、キリト以外のキャラクターとなってクエストが行えることという2点をあげた。
また、若干12歳の天才科学者セブン(CV.金元寿子さん)、キリトを追い回す謎の少女レイン(CV.高木美佑さん)の2人の美少女とセブンを守る剣士スメラギ(CV.竹内良太さん)のオリジナルキャクターの紹介も行われた。
3人の新キャラクターを担当する声優は決定してしまっていたが、上田さんと山下さんの2人も二見プロデューサーに出演を直談判・・・残念ながら袖にされてしまった2人だが、もし演じるならどんなキャラクターが良いかという問いかけに、山下さんは「最強のキャラ」という野心をのぞかせた。山下さんの最強キャラ希望を聞いた上田さんは「ななみんの取り巻きで、臆病なんだけど、強いんだぜ~」っていうキャラをやりたいとコンビ出演を希望した。
楽しくお送りしてきた「ハッカちゃんねる ~冬コミすぺしゃる~」1日目も終盤へ。本放送のプログラムを無事に完了し、このまま放送は終了するかと思ったが、生放送を続けたまま、反省会の様子も配信した。
まず、今日の「ハッカちゃんねる ~冬コミすぺしゃる~」の放送内容を振り返り、自己採点してもらったところ、「ななみんはかわいいから100点満点!」「上しゃまは100点です!」と二人ともに100点をつけて自画自賛。続いて、ハッカドールプロデューサーのイワクソPに反省点を“公開ダメ出し”コメントとして聞いてみた。
イワクソPからのダメ出しは「山下・上田、そんなに肉が食べたいの!?」というもの。ダメ出しとは思えぬコメント。
これでは反省会にならないということで、ニコニコ生放送をご覧いただいたユーザーにアンケートで、この日、一番ポンコツだった人を選んでもらった。その結果、山下さん15.1%、上田さん43.8%、岡村41.1%で、上田さんに決定。そんな上田さんには、“3番目に得意な物真似をする”という罰ゲームが課せられた。
それまで仲良く進行をしていた山下さんも罰ゲームに決まった上田さんを見捨てて、舞台袖から姿を消し、一人ステージに残った上田さんは“ふなっしー”のモノマネにチャレンジ。あまりの似てなさに、場が凍りついてしまったところで、山下さんが再びステージに登場し、頑張った上田さんを優しく慰めて、公開反省会も終了となった。
【ソードアートオンライン プログレス・リンク】
【ソートアートオンライン ロスト・ソング】
©2014 川原 礫/KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊/
SAOII Project ©BNGI
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