ヒロシマグリモワール紫熊校 自習ノート

【広島】サカスタ基本計画・新聞記者の話

2020/04/12 00:33 投稿

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【4/8 RCCラジオ "おはようフォーカス"より】
聞き手:本名正憲氏(中国放送アナウンサー)
話:新山創氏(中国新聞 報道センター記者)

-ようやく基本計画がまとまった。
中央公園広場(中区)に3万人収容のスタジアムを建設する方向性が示され、大きな方針や中身が固まった。
7年前から建設が検討されてきたが、市民球場跡地(中区)にするか、みなと公園(南区)にするか、場所の検討だけでもかなりの時間を要した。一度は候補地から外れた中央公園が復活し、ようやく前進し始めている。

-新スタジアムの一番の特徴は?
何と言っても立地。広島城に近い、市内中心部にある、全国有数の"まちなかスタジアム"だ。
JR(新白島駅)、アストラムライン(県庁前駅)、バスセンターからも徒歩圏内にあり、非常に利便性が高い。

-新スタジアムの中身は?
"何度でも来たくなるようなスタジアム"を目指す。
観客席とピッチを近づけて、臨場感を出す。特に前方の列は選手と同じ目線にする。
サンフレッチェ広島や日本代表の試合を、間近で楽しめるようにしたい。
サッカーだけでなく、ラグビーなどの試合にも使えるようにすることも検討。
日韓ワールドカップの試合誘致を逃した経験から、国際基準を満たしたスタジアムにする。

-多機能化についても重点が置かれたようだが?
まだ構想段階だが、温浴施設やレストラン、フィットネスジムを付けられないか検討している。
スタジアムの隣も"広場エリア"と名付け、子供から大人まで楽しめる場所にしたい。
イメージとしては、ランニングコースやフットサル場などの運動施設、子供用遊具、バーベキュー場、デイキャンプなどの家族向けレジャー施設が挙がっている。
サンフレは年間ホーム試合数が20試合(J1+ルヴァン杯グループステージ)と、カープの約70試合に比べて少ない。多額の建設費(約230~270億円)がかかる以上、年間を通じて賑わう施設にすることがとりわけ重要になってくる。

-建設資金はどうやって集めるのか?
現在のところ、エディオンが30億円、マツダが20億円の寄付を表明。ふるさと納税による個人の寄付金が約2億円集まった(3月末時点)。マツダスタジアムの時の樽募金を上回る金額だ。
残りの200億円は、公園整備に下りる国からの補助金、県や広島市の出資で賄う予定。
また、広島商工会議所が中心となって他の地元企業からも寄付を募ることにしている。ただ、新型コロナウイルスの影響もあって、今の状況では寄付をお願いしにくいのが実情だ。

-コロナによって計画自体が変わることはあるか?
可能性がないとは言えない。

-今後の流れは?
設計・工事を担当する事業者を、今年度中に決める予定。民間企業の知恵やノウハウを生かして、大まかなデザインがここで決められる見通し。
予定地の近くには基町アパートがあり、多くの住民がいる。騒音や渋滞、ごみ捨てを心配する声もあるので、こうした住民の声にも耳を傾ける必要がある。スタジアムができた後、利用者のマナーも求められる。

-開業はいつ?
2024年のオープンを目指している。
基本計画では、「広島の新たなシンボルになるスタジアムを造る」と掲げている。マツダスタジアムが女性や家族連れなどの新たな野球ファンを開拓したように、サッカースタジアムも新たなファンを増やしていけるかどうかに注目していきたい。

【参考資料】
広島市ホームページ
中央公園サッカースタジアム(仮称)基本計画
「中央公園サッカースタジアム(仮称)基本計画(素案)」に対する意見募集の結果について

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