そんなことよりアイマスの話をしようぜ

我らが『めしばな刑事タチバナ』 ―アイマスブロガーと立花刑事の共通点―

2013/04/17 23:10 投稿

コメント:3

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 「お前ら全員っぴくぞ!」「お前さん、やるじゃないの!」でお馴染みのめしばな刑事 タチバナ最近じゃドラマもやってるんですね。 「グルメ」のグの字も出てこない、あまりにも身近なめしばなを扱った漫画の「語り」は私も大いに楽しんでいます。ラーメン論争の回を読んですぐ『チャルメ ラ』と『屋台十八番』と『さっぽろ一番』を買ってきて食べ比べてみたり、近所のドンキ行って『カムジャ麺』を買ってきたりw

 タチバナ刑 事の「めしばな」の面白さは、我々が普段何気なく食べている食い物を新しい視点で見るという気づきの面白さ、それと普段何気なく食べているからこその「あ るある」ネタの楽しさ……、さらにその「瑣末な事を熱心に語っている姿のバカバカしさ」、そして何より「それを語っている姿そのものの熱さ」にあると思う のです。

 いやあ、たとえば

「サッポロ一番の どれか って言っただろ

 そこは 奥が深ぇんだよ

 サッポロ一番といえば しょうゆ みそ 塩 60年代後半から70年代にかけてこの順番で世に出た黄金のトリオにして定番だ
(中略) 
球 団でいえば しょうゆ みそ は古株の強打者だ 新人たちには今もまだ打席を譲らないどころか年々ファンを増やしている 中でも4番バッターはみそ味で 袋入りラーメンとしては販売数 日本一という話もある で サッポロ一番ファンの定番の論争が みそと塩のどっちがうまいのかというヤツだ


 ガツンと強打するみそと― ―技巧で確実に塁に出る塩―― 


と言った感じで芸風がカブらないからすぐにファンが信者化する もはや原理主義の領域に達したこの2台派閥のみにくい口ゲンカの現場に俺は何度も立ち会ってるぜ   

そんな中で お前は「どれか適当に」 っていったんだ」
                      ―単行本1刊『袋入りラーメン』

「ようは80年代後半に新たな牛丼チェーン戦国時代の幕が開けたということだ 牛丼は"ビジネスチャンス"になり新旧チェーンが活発に新規出店を始める 実は この頃の牛丼はまだほとんど地域密着型でな……すき屋と松屋が全国区を狙う中「どんどん」「牛丼太郎」「牛友チェーン」あたりが東京周辺を盛り上げ さら には大阪出身の「なか卯」が関西圏で伸びていったりな レアなのだと横浜方面を中心に盛り上がった「横浜屋」とか…ここは肉が多くてうまかった あとは業 務用スーパーで有名な「肉のハナマサ」が千葉方面で仕掛けた「成田屋」"サラダ牛丼"を打ち出したが短命に終わった…… 「成田屋」は覚えてるヤツに会っ たことがない そしてバブルがピークを越えた93年に真打ちが登場する ダイエーグループの「神戸らんぷ亭」 新メニュー"牛肉卵とじどん"をひっさげて の参入だ」
「へえ ダイエーなんですか」
「今は違うがな……当時はセゾンVSダイエーの血で血を洗う代理戦争だったんだ それだけに当初 らんぷ亭は「牛丼」を「牛どん」に 「並盛り」を「適盛り」にわざわざ言い換えたりとライバル意識をムキダシにしていた  「らんぷ亭」登場を機に牛丼界 は「3強+2」体制に突入する あの頃のノーマル牛丼の味の印象は吉野屋がずば抜けていて オイリーな松屋 甘辛のすき家 あっさり目のなか卯とらんぷ亭  ……って感じだったな 当時の牛丼ってのは今と違って圧倒的に"野郎"系の食い物でな いや その中でも金欠のミドル世代や予備校生がメインで お前さ んみたいなシュッとした奴なんかは決して近づかない限定空間だった ところが ここにきてそんな"空気"が一変する バブルの崩壊だ 景気が落ち込み  24時間400円で満足できる"牛丼"の存在価値が一気にハネ上がって……牛丼屋はすべての男たちにとっての"慈愛"になった 流れに輪をかけたのが そ の数年後の「つゆだくブーム」  当時大人気の若い娘さんがテレビ番組で発言して女性客やファミリー層が目覚めた ……そこを馬蹄式カウンターじゃない テーブル席で一気に取り込んだのが お前さんひいきの「すいき家」というわけだ 松屋が牛丼屋を"牛丼以外"に広げ……さらにすき家が"トッピング"や" 座席"で客層を拡大して 牛丼はついに国民食に進化したのだ!」
                    ――単行本2刊『牛丼サミット再び』
「しかし……近年日本一売れているアイスとも言われている赤城乳業の「ガリガリ君」を食べたことがないとは さすがシルバー軍団」
「誰がシルバーだ」
「……いや 俺はガキっぽいのは不得手だってだけで アイスそのものは相当好きだぞ」
「そういえば志波さんよくアイス食べてますね」
「だいたいその手のかき氷バーだったら 俺はもっと大人向けの 森永の「みぞれバー」が好きだったしな」
「それは食べたことあるな……」
「グレープフルーツ味のやつです この前復刻されたときは嬉しかったぞ」
「志波さん詳しいな……」
「フッ もっと言えばかき氷系ならバーじゃなくて カップの「みぞれ」につきるね」
「みぞれ!」
「……で「みぞれ」とくれば選ぶべきは「しろ」な」
「……うむ たしかに「しろ」だ ……あれまだあるのか?」
「フッ 今年も食べましたよ」
「あのう「しろ」って何ですか? 味のことなんですか?」
「お前ら「しろ」味も知らんのか?」
「いちご味のは見かけた気がしますけど 練乳味かなにかですかね」
「違う……しいて言うなら いちご味から"いちごの味"を引いたやつだ」
(中略)
「……なぁ お前たち いちおう最年長として言わせてもらうが こんなもん数十円……いっても100円程度のアイスだろう……」
「い いえ! その手のアイスはだからこそ めちゃくちゃ奥が深いんです…… カップ焼きそば以上にローカルブランドも多く 半世紀以上かけて延々とヒット商品 が上書きされてますからね "ソウルフード"ならぬ 世代ごと地域ごとの"ソウルアイス"とでも呼ぶべき概念が存在します 」
「「「「「ソウルアイス!」」」」」
「例えば1960年に発売開始された最年長現役投手の「ホームランバー」」
「ああ 子供の頃に銀紙むいて食べまくったぞ」
「あれの悪口を俺が今から言いまくったらどうします?」
「……殺す」
「でしょう」
(中略)
「義 務教育時代に小遣いを工面して食べまくるだけに 世代ごとの愛着はまさに"魂(ソウル)"レベル そんなソウルの上書きを大きくせき止めたのが 1981 年に登場した「ガリガリ君」なんです 量 食感 爽快感のすべてを備えた圧倒的な存在感! コンビニアイス売り場と一緒に成長しながら80年代以降ずっと 現役4番打者の座をキープしています よって今40代以下の連中は ひとまとめに「ガリガリ君世代」と言っていい」
「ふっ ガリガリ世代か」
「"君"を抜かさないで下さい! 「しろ」世代に言われたくないですよ」
「おいおいキミらは「しろ」味をバカにするが それならガリガリ君の「ソーダ」味は何の味なのか言ってみたまえ!」
「うっ……」
                     ――単行本4刊『アイス捜査網』



 なんてね、いい大人が何をくだらないことをw ってなるわけですよ。でも、それがいい。そのくだらなさがいい。くだらない事をさも壮大な事の様に熱心に語るのがいい。瑣末な事に対して大の大人が魂入れて語っているその熱さがいい。



 ……良く似てると思うのですよ、我々『ニコマスブロガー』と呼ばれる連中に。

『THE IDOLM@STER ANIM@TION MASTER 生っすかSPECIAL』シリーズ全曲レビュー

・Shangri-La
 なんと頑健で誇り高い歌声だ!
 『arcadia』でもそうだったけど、こういう疾走感・飛翔感のある尖った曲と千早とのマッチングは本当に本当に素晴らしすぎる。刀のような重さと切れ味がこちらの心の琴線をバサバサと切り裂いてくる。サビに入った瞬間思わず「ぉおっほおぉ!?」って叫んでアヘ顔になりかけたもの。空を震わせ、湖を揺らし、岩を砕いて、俺の心を絶頂させる。今回の千早は破壊力抜群だ!

落ち込んでるヒマくらいくれ

 昨年のデビュー以来から現在に至るまで私が最も注目しているPV製作者、FRISKPがまたやってくれました。沈んだ気持ちも蒼穹の彼方へとぶっ飛ばしてくれる疾走感溢れる傑作PV。
 美しく、繊細で、爽快で、心地よく、情熱に満ちていて、暖かい思いが溢れている。

 「こんな映像を見たい」だとか「こんなMADがあればなー」って幻想を具現化したかのような逸品。
 技術がすごいとか、センスがすごいとかじゃなく、伝わってくる感情がすごい。

ここで息を吐きながら君をもっと揺らしてみせるんだ!

 そうだ。やって来るのだ。怒りのためではなく、悲しみのためではなく、我々を喜びで打ちのめすために

 あああ、俺今すっごくいい顔してるぞ!

私の『一番好きなアイマス動画』そのいち

  当時「光の魔術師」と呼ばれていたダムPの傑作。月光の熱さと冷たさを見事に表現した光の演出には度肝を抜かされました。それまでもflashやアニメな どで、それこそアニメからMAD作品まで様々な動画を観ていましたが、この映像クォリティには素直に驚愕したものです。胃袋や肺腑までもと一緒に心臓を鷲 掴みにするこの演出はただただ美しく、麗しく、研ぎ澄まされている。
 柔らかさと鋭さと歪みと危うさが見事に現された表情。当時アイマス動画に触 れ始めて間もない私は、このMAD作者の手腕と共にアイドルマスターというゲームの底力に感動していました。ゲームはここまで来たか、と。こんな表情まで 表現できるのかと。そしてこの少女は一体全体何者なんだと。
 聞くところによれば、歌ってるのはこの娘の中の人らしい。しかも作詞もその人らし い。なんだよそれ、アイマス凄すぎだろ。烈しくて、優しくて、強くて、 切ない月の光の美しさが見事に表されている。アイマスって何なんだ。単なるギャルゲーじゃないのか。そこには何があるんだ。何がどうなっているんだ。も う、私のアイマスに対する探究心と興味はその時点で決定付けられました。
 曲が終わって初めて気づく。

――呼吸するのを忘れていた

  堪らない経験でした。息を呑む、なんてもんじゃない。息をするのを忘れるくらいに一つの動画に見入り魅入られ心奪われてのめり込むなんて未経験の事でし た。「今観ていた動画が美しかったということ」にすら動画が終わるまで気づかない。そこまで心奪われていました。その事実に気づいた時の驚きと感動。その 体験こそが私をアイマス動画という巨大な文化体系へコミットさせる大きな原動力。
 そして他にどんな傑作が作られようとも、アイマス動画を観るたび、ゲームをプレイするたび、千早という少女を知るたびに、その存在を際立たせるこの作品に傾倒していく自分がいるのです。いつまで経っても何があっても外せない、私にとっての『ナンバー1アイマス動画』。


  なんてね、やはり楽しいわけですよ。私が愛するニコマスには”全て”がある。その軽やかで楽しげな音と映像のシンクロ感、胃の奥に重くハートに熱く響く メッセージ性、読み進めるごとに止まらず時間を奪っていくストーリー、それらを味わうだけで心地よく、そしてその感想なり紹介なりを言葉に表すこともまた とても楽しいし、それを横から眺めるのもまた楽しい

なんか言いたくなったこと ζ*'ヮ')ζやよいぱんさぁ

4.四条貴音はなぜ神なのか:四条貴音教という学問体系の実践者 - ブロマガ

すごろく妄想格納庫 (延長戦)  春香は本当に「歌がうまい」のか。

アイマスの敵が韓流スターとなるまで・その1 - 箱の外から

カズマの見ている&見てきたアイマス動画における連載ストーリーものリスト - 続・空から降ってくるので

『このノベマスを見ろ!』




 立花刑事もまたそんな気持ちなのかなと、彼がほっともっとの『のり弁』について

 「店によっては豪華版の"のり弁スペシャル"なんてメニューがあるが 俺に言わせれば……"のり弁"は最初から特別(スペシャル) な食べ物なんだ」(単行本5刊『ほか弁ウォーズ』)

と語る姿を見て、ケヒヒッと笑って、「ああ、愛すべきバカだなあw」と思うのがまた楽しい。私にとっての『タチバナ』はそんな漫画です。

 どんなものでも、好きなモノを熱心に語るのは楽しい。そういう言葉に触れるのもまた楽しい。私もまた、そうしたモノを熱心に語る人々の言葉に触れて楽しんで、自分もまた楽しむために、いまでもブログ続けてます。

mobiusPの動画が……素晴らし……すぎてっ!
このアイマス動画がすごい! 2012 (長い)
普段アニメを視ない人間が『アイマス』を視続けた結果

 かつてニコマスブログへのリンク集を作った事もありましたが、今となっては一体どのくらいのブロガーがニコマスを語っているのか見当も付きません。いずれにしろ、そういった『ニコマスバカ』『アイマスバカ』の言葉にもっと触れていきたいと思いますし、私もまた一人の『アイマスバカ』でありたいと思います。


 それもまた、『佳きアイマスライフ』かなと。






さて、ニコマスで『めしばな』といえばこんな作品もあります。


 めしばなはめしばなでも、30代大食らい独身男性の心の故郷『孤独のグルメ』とのコラボ作品。軽妙な語り口を生かしつつコミカルで実に楽しいシリーズです。時に熱く、哀しく、そして時に重く、あるいは軽く。





 まさかのアニメ登場となった貴音×二郎ネタ。やっぱコレだよね!





 そしてこちら。アイマス×『タチバナ』作品。昨年1月スタートのシリーズです。熱心な語り口の原作再現とアイドルが織り成す不思議空間が病みつきになります。


 生きるのに欠かせないアレやソレを、あるいは生きるのには不要なアレもソレも、熱心に語るその姿は見ているだけで楽しいのです。




 というわけで、皆様も是非佳きアイマスライフを。

 

追記:4月13日に公開した記事を手直ししてドラマ2話の放映に合わせて再公開



コメント

シンゴ
No.3 (2013/04/15 00:36)
ちょっとバカバカ言い過ぎw
gouzou (著者)
No.4 (2013/04/15 00:37)
少し削ってみた
シンゴ
No.5 (2013/04/15 01:09)
「愛すべきバカ」っていう意味で使ってるのは分かってるんだけど、
これまでいろんな人のブログの文章でいろいろと勇気付けられた身としては、
あまりバカバカ書かれるとそういう気持が雑に扱われてる気がしてついカッとなってしまい。
ゲンナリさせたら申し訳ないです。

でも削ってもらって少しいい感じです。
言ってる事は変わらないんだけどw
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