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【コメントアート】Windows 10のフォント決定ルール【NPAPI版flashplayer】

2015/12/08 00:05 投稿

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こんにちは。
ごっつっつです。
今回のブロマガの内容は、Windows 10のNPAPI版flashplayer環境(IEやFire Foxなど)でのフォント変化ルールについてです。

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2015/12/29 追記
2015/12/17 Build 10586.36へのアップデートにより、Windows 10のコメント挙動がまた変わりました。具体的には↓

① 基本フォントは「MS P ゴシック」に戻った。(ルールA参照)

② 問題なくフォント変化するのは「明朝体(Simsun)」のみ。丸文字化、MingLiU化はしない。(ルールB参照)
③ 同グループ内で複数のフォント変化文字を混在させると、winXPのように、左側のフォント変化文字のフォントが適用される。(ルールC参照)
④ 第一グループの最も左側のフォントが基準フォントとなり、第二グループ以降の基準のフォントとなる。(ルールB、ルールD以降参照)

特に重要なのは①、②と思われます。③、④はダブルフォントCA等のような特殊な設計をしないのであれば、特に気にする必要はないと思われます。
検証の詳細は、以下をご覧ください。(詳細といっても簡単にではありますが;)

※今回は比較ではなく、OS:Windows 10、ブラウザ:Fire Foxの結果のみ記載します

<ルールA>
基本フォント
基本フォントは「MS P ゴシック」となります。
あいうえお

① 基本フォントが「MS P ゴシック」に戻った。

<ルールB>
フォント変化_明朝体(Simsun)
今までと変わりなく(問題なく)明朝化します。
2588(█):明朝化記号
2588+あいうえお

あいうえお+2588

2588+あい+半角+うえ+半角+お

フォント変化_丸文字(Gulim)
相変わらず丸文字化はせず、代わりにMS UI Gothicとなります。
♡:丸文字化記号
♡+あいうえお

フォント変化_MingLiU
MingLiU化はしません。
EF00():MingLiU化文字
EF00+あいうえお

② 問題なくフォント変化するのは「明朝体(Simsun)」のみ。丸文字化、MingLiU化はしない。

<ルールC>
1グループ内に複数のフォント変化文字

順番:ゴシック化文字→明朝化文字
左側のフォント変化文字のフォントが適用されます。
30FB(・):ゴシック化文字
2588():明朝化文字
30FB+あ+2588+あ

順番:明朝化文字ゴシック化文字
同じく、左側のフォント変化文字のフォントが適用されます。
2588+あ+30FB+あ

順番:明朝化文字ゴシック化文字明朝化文字ゴシック化文字
以下のようにした場合でも、同様です。この挙動はwinXPに似ています。
2588+あ+30FB+あ+2588+あ+30FB+あ

③ 複数のフォント変化文字を混在させると、winXPのように、左側のフォント変化文字のフォントが適用される。

<ルールD>
第一グループにゴシック化文字を配置した場合の第二グループ以降の挙動

第一G:ゴシック化文字 → 第二G:明朝化文字
左側のフォント変化文字のフォントが適用されます。
30FB+あ+半角文字+2588+あ

第一G:ゴシック化文字 → 第二G:明朝化文字第三G:変化文字なし
第一グループのフォントが第三グループで適用されています。
30FB+あ+半角+2588+あ+半角+あ

<ルールE>
第一グループに明朝化文字を配置した場合の第二グループ以降の挙動

第一G:明朝化文字 → 第二G:ゴシック化文字
ルールD同様に、左側のフォント変化文字のフォントが適用されます。
2588+あ+半角文字+30FB+あ

第一G:明朝化文字 → 第二G:ゴシック化文字第三G:変化文字なし
ルールD同様に、第一グループのフォントが第三グループで適用されています。
2588+あ+半角+30FB+あ+半角+あ

<ルールF>
一つのグループ内に複数のフォント変化文字を配置した場合の第二グループ以降の挙動

第一G:ゴシック化文字→明朝化文字   第二G:明朝化文字
左側のフォント変化文字のフォントが適用されます。
30FB+あ+2588+あ+半角+2588+あ

第一G:ゴシック化文字→明朝化文字   第二G:ゴシック化文字
同様に、左側のフォント変化文字のフォントが適用されます。
30FB+あ+2588+あ+半角+30FB+あ

第一G:ゴシック化文字→明朝化文字   第二G:変化文字なし
第二グループのフォントはゴシックとなります。
30FB+あ+2588+あ+半角+あ

第一G:明朝化文字ゴシック化文字   第二G:明朝化文字
左側のフォント変化文字のフォントが適用されます。
2588+あ+30FB+あ+半角+2588+あ

第一G:明朝化文字ゴシック化文字   第二G:明朝化文字
同様に、左側のフォント変化文字のフォントが適用されます。
2588+あ+30FB+あ+半角+30FB+あ

第一G:明朝化文字ゴシック化文字   第二G:変化文字なし
第二グループのフォントは明朝体となります。
2588+あ+30FB+あ+半角+あ

以上の結果から、グループを跨いでも、左側のフォント変化文字のフォントが適用されることが分かりました。また、第二グループにフォント変化文字を配置しない場合、第一グループの最も左側のフォントが、第二グループの基準フォントとなりました。こちらもXPの挙動に似ています。
④ 第一グループの最も左側のフォントが基準フォントとなり、第二グループ以降の基準のフォントとなる。

検証結果は以上になります。
まとめは、冒頭に記載しましたので参照ください。


追記事項は以上になります。
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以下過去の情報です。


最近、Windows 10がアップデートされ、基本フォントがMS Pゴシックでなくなったり、それに伴って全角スペースの幅が大きくなったり等々・・・コメント挙動が大幅に変わりました。
それらについての詳細は下記のブログ等を紹介させていただきますm(_ _)m
・513号室 (bardiel さん) http://bardiel-of-may.blogspot.jp/
ニコマスCA日記 (時計屋さん) http://tokeiyadiary.blog48.fc2.com/blog-entry-130.html

他にも変わった点がないか調べましたら、どうやらフォント決定ルールも変わったようです。といっても、ダブルフォントCAのような複数のフォントを混在させる特殊な設計をしなければ、特に問題はなさそうです。(基本フォントが変わったのは問題ありありですが。。。)
それでは、Win7との比較検証結果をコメント@wikiの【フォント決定ルール】 の流れに沿って見ていきたいと思います。尚、検証はFire Foxにて行いました。

<ルールA>
基本フォント
基本フォントは、上記ブログでも紹介されているように、「MS P ゴシック」ではなくなりました。ゴシックはゴシックでも、「Yu Gothic UI」ではないかとのことです。
Windows 7

Windows 10

<ルールB>

フォント変化_明朝体(Simsun)
明朝体(Simsun)のシングルフォントは特に問題ないようです。
2588(█):明朝化記号
2588+あいうえお
Windows 7

Windows 10

明朝化文字U+2588を末尾に配置した場合も問題なしです。
あいうえお+2588
Windows 10

グループを跨いでも、フォント変化は適用されます。
2588+あい+半角文字+うえ+半角文字+お
Windows 10

フォント変化_丸文字(Gulim)
丸文字化はしませんが、フォント変化自体はしているようです。丸文字の代わりに、MS UI Gothicになっているのではないかとのことです。
♡:丸文字化記号
♡+あいうえお
Windows 10

フォント変化_MingLiU
MingLiU化文字を入れてもフォント変化はしません。
EF00():MingLiU化文字
EF00+あいうえお
Windows 10

シングルフォントの場合、OS間で差異がないのは、明朝体(Simsun)のみと言えます。

<ルールC>
1グループ内で複数のフォント変化
wikiでは、3種のフォント変化文字(ゴシック、明朝、丸文字)を混在させた例を記載していますが、今回はゴシックと明朝の2種のみの結果を記載します。Win10は丸文字化やMingLiU化はしないので、それらを使用する機会はないと思いますので。

順番:ゴシック化文字→明朝化文字
以下のような文字列にした場合、Win7はゴシック体と明朝体が混在し、基準フォントがゴシックのダブルフォントとなります。一方、Win10は明朝化はせずゴシック体のみとなります。
30FB(・):ゴシック化文字
2588():明朝化文字
30FB+あ+2588+あ
Windows 7

Windows 10

順番:明朝化文字ゴシック化文字
以下のような文字列にした場合、Win7では明朝体のみとなります。一方、Win 10ではゴシック体と明朝体が混在します。(先ほどとは逆ですね;)
2588+あ+30FB+あ
Windows 7

Windows 10

順番:明朝化文字ゴシック化文字→明朝化文字
Win10の場合、「2588+あ+30FB+あ」に更に「2588+あ」を加えると、その部分は明朝化します。基準フォントが明朝体の場合は、左側のフォント変化文字のフォントが適用されるようです。
2588+あ+30FB+あ+2588+あ
Windows 10

Win10では、ゴシック体と明朝体のフォント決定ルールにおける関係性が、Win7とは逆のようです。

<ルールD>
第一グループにゴシック化文字を配置した場合
この場合、第二グループ以降がどうなるか検証しました。

第一G:ゴシック化文字 → 第二G:明朝化文字
Win7は、第二グループが明朝体となり、ダブルフォントとなります。(尚、第三グループ以降も明朝化します。)Win10の場合は、明朝化しません。
30FB+あ+半角文字+2588+あ
Windows 7

Windows 10

第一G:ゴシック化文字 → 第二G:明朝化文字 → 第三G:明朝化文字
Win10では、基準フォントがゴシックの場合は、第三グループ以降も明朝化しないようです。
30FB+あ+半角+2588+あ+半角+2588+あ
Windows 10

<ルールE>
第一グループに明朝化文字を配置した場合

第一G:明朝化文字 → 第二G:ゴシック化文字
基準フォントが明朝体の場合、Win7は第二グループにゴシック化文字を配置してもゴシック化しません。一方、Win10はゴシック化し、ダブルフォントとなります。
2588+あ+半角+30FB+あ

Windows 7

Windows 10

<ルールF>
一つのグループ内に複数のフォント変化文字を配置した場合
第一G:ゴシック化文字→明朝化文字   第二G:明朝化文字
Win7では、ゴシックと明朝体が混在し、基準フォントがゴシックのダブルフォントとなります。Win10では、ゴシックのみとなります。
30FB+あ+2588+あ+半角+2588+あ
Windows 7


Windows 10

第一G:明朝化文字ゴシック化文字   第二G:明朝化文字
Win7では、明朝体のみとなります。Win10では、ゴシックと明朝体が混在し、基準フォントが明朝体のダブルフォントとなります。尚、第二グループに2588を配置しなくとも、第二グループは明朝化します。
2588+あ+30FB+あ+半角+2588+あ
Windows 7

Windows 10

第一G:明朝化文字ゴシック化文字   第二G:ゴシック化文字
この場合、第二グループはゴシック化します。
2588+あ+30FB+あ+半角+30FB+あ
Windows 10

グループを跨ぐ場合においても、Win10では、ゴシック体と明朝体のフォント決定ルールにおける関係性が、Win7とは逆のようです。

まとめ
① シングルフォントの場合、明朝体(Simsun)は、OS間で差異はなし。
② Windows 10は、ゴシック体と明朝体のフォント決定ルールにおける関係性が、Windows 7などとは逆。

①については、明朝体を用いると、Chromeなどではフォント変化しないため、CAが崩れる危険性がありますが、Arial 2001などの環境間で幅が変わらない空白文字を使用すれば、ある程度互換対応可能と思われます。
②については、ダブルフォントCAなど複数のフォントを混在させるような特殊な設計はしない方がよいと思われます。

今回は、以上になります。
ありがとうございましたm(_ _)m


コメント

模範囚
No.1 (2015/12/19 01:34)
検証お疲れ様でした。要点を抑えたまとめ、さすがです!( ◠∪◠)b
ごっつっつ (著者)
No.2 (2015/12/19 01:40)
模範囚さん、ありがとうございますm(_ _)m
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