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[コメントアート]歌詞CAの構成解説「【MAD】With You【まどマギ】」その1_映像に合わせた配置調整

2014/01/26 17:00 投稿

コメント:2

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こんにちは。
ごっつっつです。

先日、動画「【MAD】With You【まどマギ】」に歌詞コメを投下させて頂きました。
このCAを作成するにあたって、様々な職人様のデータや技術、演出方法を参考にさせて頂きました。この場を借りて御礼申し上げます。誠にありがとうございました。

この度はその歌詞CAの構成を解説致します。
皆様のCA作成の際の参考になれば嬉しいです!

初めにお手数おかけしますが、本CAの解説の前に抑えておいて頂きたい予備知識があります。
まず、Chrome pepflashplayer(以後pep)対策についての技術。
[コメントアート] Chrome pepflashplayer対応技術:U+2001の漢字幅化
「202A+0655」を使用して、pepにおいても2001を漢字幅にします。(ブログ内で明朝歌詞対策について進捗書くと言ってから半年ぐらいたっちゃいましたね;で、でもこのシリーズで書けば問題ないですよね(震え声))

そして、大画面対応の基本について。(こちらはヒロス 様のブログ)
Qwatch中画面・大画面両対応CAについて【導入編】
Qwatch中画面・大画面両対応CAについて【データ編】
Qwatch中画面・大画面両対応CAについて【制作編】
※正比率:大画面の縦方向コメ領域(481pix) / 中画面の縦方向コメ領域(385pix) = 1.2494
※拡大比率:大画面でのコメの高さ / 中画面でのコメの高さ
コメントの拡大比率値が正比率値に近いほど、縦方向の互換性が良くなります。つまり、大画面でもズレにくくなります。

次に、11/6以降の大画面におけるue、shitaコメントの仕様変更について。
○ue
 皆様知っての通り、 中画面での固定コメント(big16行等)が大画面でも固定されるようになりました。しかし、コメントのサイズ自体は変わっておらず、更にコメントが上寄せされるため、固定コメントの種類によっては画面に対しての相対的な位置が大きくズレてしまいます。
特に画面の下部に文字を表示する場合は顕著にズレやすいです。

○shita
 こちらはとてもありがたい大きな変更がありました。
 まず、ue同様、固定コメントが大画面でも固定されるようになりました。
 そして、shitaからコメントを積み上げていった際に、画面に対してのコメントの位置が、大中で等しくなるように配置されるようになりました。(厳密にいうとちょっと違いますが…)
これらによって、大画面互換がとてもやりやすくなりました。


以上の知識を利用して、今回の歌詞コメは構成されています。
大雑把な説明で申し訳ありません;
ですが、下記の解説では上記のことが多少理解できていなくとも、分かるように説明していくつもりなので大丈夫です!


それでは冒頭部分(0:13~0:40)の構成について解説していきます。

○0:13~0:19「こっちにきて 私に触れて キスをして」
 この部分は映像の下限ぎりぎりに歌詞を配置したいと思いました。ですが、中画面と大画面で映像の下限の位置が異なります。

【中画面】



【大画面】



中画面と大画面でこのような特徴があります。なので、普通にshitaコメをしてしまうとこうなります。

【中画面】





【大画面】



中画面では映像下限ギリギリですが、大画面ではかなり上の方に配置されてしまいます。
したがって、shitaコメでは大画面で下限に配置することは出来ません。

しかし、ueコメならば大中共に映像の下限に配置することが可能となります。
その方法は、拡大比率が正比率(1.2494)よりも大きいコメントを使用します。
(各漢字幅のコメントの拡大比率の一覧表は、上記ヒロス様のブログ内リンク先にあります!そのデータを参考にしました。改めてありがとうございました!)
出来れば、土台なしの1コメのみで調整したかったのですが、なかなかうまくいかなかったので、今回は土台+表示コメの計2コメで調整しました。

まず、土台に使用したのは、拡大比率が1.316(率差:+0.066)のmedium ender約34.5漢字幅のコメです。それを19行にして土台にしました。
するとこうなります。

【中画面】



【大画面】


拡大比率が大きいことにより、大画面の方が、土台の下限を画面下限に比率的に近くすることができました。そのことによって、大中ともに土台の下限がソックス付近に位置、つまり、映像に対して土台の相対位置をほぼ等しくすることができました

あとは表示コメを調整して完成です。
ここまできたらそこまで表示コメの縦比率は考えなくても大丈夫だと思います。
ちなみに表示コメはこんな感じです。
コマンド:「full ue big ender #000001」
総行数 :4行
臨界幅行(4行目):「‪ٕ こっちにきて 私に触れて キスをして                                  」

この表示コメですが、実は横方向の互換性を考えた設計をしました。具体的には、文字の先頭が大中共に映像の左端ギリギリに位置するように調整しました。この横方向の調整の解説は後々していきますので、今回は割愛します。

投下するとこんな感じになります。

【中画面】




【大画面】


大中共に映像の左下に歌詞を配置することができました。

この後の0:40までの歌詞も同様な構成となっています。
それを「NG連結」という方法で連結しました。
NG連結についてはこちらで詳しく紹介されています。
よろずCA日記(*´・ω・`) 自コメマーカーについて

このように拡大比率の違いを利用することによって、中大で意図して配置の異なる設計をすることが可能です。
特に、shita smallチックな歌詞を構成する時にこちらの方法は有用かもしれません。
(しかし、相対位置が異なるので疑似連結ができなくなってしまうのが欠点です・・・)

それでは今回はここまでとさせて頂きます。
分かりにくい説明ですいません・・・(´;ω;`)次はもっと分かりやすく説明できるように心がけます!
次回は、0:40~1:00は後回しにして、1:00~:1:20くらいの疑似連結部について解説していきたいと思っています。
いやいや、こっちの方を先に頼む。という方がいらっしゃればお気軽に仰ってください!

それでは、またお会いしましょう!

















 








コメント

寒村samuson
No.1 (2014/01/26 20:46)
(`・ω・´)ゞ 解説乙です!
拡大比率の差を利用して、映像下限に歌詞を置いていたとは驚きです! φ(・ω・` )メモメモ
|ω・`) 次回の解説もコッソリと楽しみにしておりますん~
ごっつっつ (著者)
No.2 (2014/01/28 00:10)
寒村さん、ありがとうございます!
こんな拙いブログでも楽しみにしてくれている方がいると分かっただけでも励みになります!
次回も頑張って解説します!
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