転寝しながら見る世界

台湾で起きている事2

2014/04/01 13:18 投稿

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今回の学生占拠のリーダーである林飛帆君の経歴を失礼ながら調べてみた。
筋金入りのハト派学生運動家であり、海外への留学経験も無く、同様にもう一人の主導者である陣君も実に白い。
こういう所で海外留学経験などが出てくると途端に胡散臭さが倍増するのだが、林君の主催する運動のリーダーは林君自身であり、政治結社などが彼に接触した、等というものも見いだせなかった。
中台首脳会談時に台湾が国旗掲揚をしなかった事に対する遺憾の意から林君は学生運動を初め、今回の運動の組織もそもそも彼自身が組織したものである。

勿論、彼に従うようにして何らかの意図を持った人間が介入している可能性は存在するものの、今回の事件に対する李登輝元総統の配慮や、野党与党が共に林君に対して影響を与えられていない現状を観るにこれは自然蜂起だったと観るのが素直な見方だろう。これからは別として、だ。

問題はこれから、であろう。
林君は尖閣問題においても独自の考えを持っているようだ。尖閣上陸運動家の支援者として有名な旺旺グループのメディア独占に抗議して大手ケーブル会社の買収を阻止した実績や、大手新聞社買収を阻止した実績を持っている。冗談話ではあるが、中共にしてみれば彼が日本の工作員だと言っても冗談とは取れないだろう。
実際そうだったらどうするww?

運動の支援についても調べたが、本当に善意の支援に支えられて入る事に驚く。
中小企業経営者や学校、教師、弁護士、医師団、民族団体、近所の商店などが彼らの生活を支えているのだ。そして勿論、与党国民党、野党民主進歩党の支援もある。この運動の特殊性はそこにある。
ハト派の林君は強引な自主独立を主張しているわけではない。タカ派の学生運動家の多くは完全独立を目指している。しかし両者は日本のかつての学生運動と異なり、互いの主張についての批判をすることが無い。
今回の運動は香港に飛び火しつつあり、この波はどうやら台湾独立派の台頭に繋がるだけでなく支那内部の民族蜂起に繋がりかねない。

この問題の主題がウォール・ストリートと同義のものである、とニコ生で日本語訳をしている女性が解説をしていた。台湾メディアによれば、学生を支持する国民は50%に及んだと言う。台湾でもメディアはグローバリズム推進派が多い状況であり、日本のマスコミ同様偏向報道が多いと言う話からして、実際の学生支持はもっと大きな物だろう。
これらの分析が導き出すのはむしろ、民主主義国のマスメディアが学生を無視する図式ではないか?

実際日本だけでなく海外の多くのメディアも今回の事件の実相についての報道は少ない。ウォール・ストリートの時と同様に、である。
つまり、何たることか民主化してまだ日も浅い台湾で生じた事件の顛末は金融資本主義対国家資本主義の構図を持ち始めるのだ。

ますます台湾から目が離せなくなると同時に色々な背景をしらべなければならないと言う思いが強くなるのであったりする。

台湾学生加油!


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