何を勘違いしているのか分かりませんが、女子に対してやたらアーティスティックな行動に及ぶ男子がいるらしい。ロマンチストも行き過ぎると大変ですよね。巻き込まれたくない! アーティスト気取り系男子たちのエピソードを調査しました。
1、歌詞の一部をメールしてくる男子
「昔付き合っていた男子が、メールにラブソングの歌詞をそのまま入れてくる人でした。あるときケンカし後に『君が泣いて笑って その度心を揺らすもっと強くありたいって想いで胸は震えている』といきなりメールが届き、やたら詩的だなと思ったんです。そこでちょっと引きました。『何なの?』と聞くと、ミスチルの『祈り涙の軌道』という歌の歌詞だというんです。そのままこれだけ送られてきても……。手抜きすぎでは?」(29歳/営業)
2、手作りミサンガをくれる男子
「自称・ハンドメイドが好きな彼。あるとき『付き合って1年記念だから』と言って取り出したのは、子どもが作って失敗したかのような、刺繍糸で作られたミサンガ。ところどころ糸が飛び出ているし、配色センスは悪いし、いかにも下手な人が作ったという感じで、とても付けられる代物ではありません。目の前では付けてみせましたが、帰宅後は机の引き出しに封印。ペアで作っていたらしく、彼は常に身に付けていましたが、頃合いを見計らって『変なのでやめた方がいい』とハッキリ言っちゃいました」(27歳/IT)
3、自作の曲を送ってくる男子
「社会人バンドを組んでボーカルを担当している男子と付き合っていました。作詞作曲をする役目でもあるらしく、自分でラブソングを作るのはお手の物。ということで、記念日ごとに自作の曲を送ってくるんです。CDに焼いてくれていました。それがトレンディドラマを彷彿とさせるものばかりで、甘すぎて微妙な気持になっていました。曲以外にプレゼントをもらったことなんてないですよ。それもあってなんだか素直に喜べません」(28歳/システムエンジニア)
4、似顔絵を誕生日プレゼントにする男子
「元彼は『俺は絵だけは自信あるんだよなー』などと豪語する人でした。全然上手くないんですよ。完全に勘違いです。適当にスルーしていたのですが、私の誕生日にレストランを予約してくれて、そのときに大きなプレゼントを店に用意してくれていたんです。何だろうと思って開けると私の巨大な似顔絵。サプライズのケーキを出された瞬間に、そのプレゼントも披露されたので、店内の注目が集まってしまい、恥ずかしかったです。子どもが描いたとしか思えない、ひどい絵でしたから」(26歳/IT)
彼らとしては良かれと思ってやっているのかも知れませんが、間違った方向に向かっている場合は、軌道修正をしてあげた方がいいのかも知れません。
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