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人間関係をそつなくこなせたら、、よくそう思いませんか?
学校やオフィス、親戚づきあいなど人付き合いの難しさを痛感するシーンはたくさんあります。ストレスをかかえず、上手に人間関係を進めるコツについて、イギリスの心理学エキスパート、フラヴィア・マッツェリンさんのアドバイスをご紹介しましょう。

それぞれの人間関係のなかで自分の“ポジション”を意識してみる。

仕事をしている自分と、恋愛中の自分、違っていて当然。それなのにいつも“優等生でしっかりもの”な自分でいたりしませんか?
人はシチュェーション別に様々な顔があっていいものです。“自分はこういう性格だから”と割りきって、いつも同じようなキャラクターでいる必要はありません。仕事をしているときは几帳面でぬかりないけど、彼の前では可愛い子キャラ、そんなのでもぜんぜんOK。それぞれの人間関係において自分がもっともなりたい“ポジジョン”(例 姉御肌、可愛がられキャラ、リーダー的存在)はなにか意識して、目指してみましょう。


自分が他人との係わり合いでなにを期待しているのか、よく振り返って考えてみる。

人間関係でストレスを感じているというとき、じつは相手に自分の勝手な思いを押し付けていてそのギャップにイライラしていることがありませんか?
たとえば「上司は人使いが荒い」、「彼氏がとっても身勝手だ」、「同僚が協力的ではない」、などなど。。ほんとうは深層心理に潜む恐れ、願望、妄想が勝手にそういった印象を生み出しているのかもしれません。他人に不満があるときはまずその不満をリストアップし、つぎにその不満について自分に反論してみましょう。

  • “どうしてこの人は私に対して攻撃的なのだろう?⇒じつは私のほうも内心嫌ってる?”
  • “私はこの人に対して十分心を開いてきたかしら?そして思いやりをもって接していた?”
  • “この人に対していつも不満がある⇒ひょっとして私の要求が多すぎるから??”

誰かのクセや嫌なところが気になるというのは、じつは自分にも同じような欠点があってそれを無意識のうちに感じて嫌悪感を抱いている、というようなこともあります。まずは“どうして自分はこの人間関係にストレスを覚えるのか?”なるべく冷静的、客観的にながめてみることが大事です。


“共感力”をつけて、相手の身になって考えてみる。

自分の立場だけでなく、相手の立場にたって物事を見てみることも時には必要。相手の行動をよく理解する糸口にもなります。たとえば態度が冷たいと感じる彼も、じつは今仕事がとても忙しくてあなたに優しくする余裕がないのかもしれません。口うるさく感じる姑さんも、じつは若い息子夫婦を助けたくてついつい口をはさんでしまうのかも。
相手がどうしてそのような行動をとるのか、その理由を考えてみることは共感力を身につけるうえで欠かせない要素、そしてどんな動機が彼らを突き動かしているのか、考えてみましょう。


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