ダイエットって、時間とお金をかけてじっくり取り組まないと効果が出ないものなのでしょうか?
いいえ、ちょっとした工夫で大きな効果を出すことができる、とダイエットエキスパートたちは言っています。誰でもできる簡単なことからまず始めて、効果を実感してみませんか?
エキスパートたちが披露するヒントをご紹介しましょう。
食事の前に、コップ1杯の水を飲む。
人間の体はのどの渇きと空腹感ととらえてしまうことがあります。逆に言えば、水分を補給することで、ある程度食欲を抑えられるということ。
ですから、まず食事前にコップ1杯の水でのどを潤して。そして、食事中もいつでも水が飲めるようにグラスやジャーを置いておきましょう。水だけでは味気なく感じる人は、スライスしたレモンやライムを水に浮かべておくと、飲みやすくなるし、見た目もおしゃれに。
“マインドフルイーティング”、食べるときは食事に100%集中する。
“マインドフル”という言葉を、最近英語圏のライフスタイル雑誌でよく見かけます。ひとつひとつの行動を心を込めて、神経を集中させて、ということです。食べることもおなじ。
大阪大学の調査では、早食いの習慣がある女性は肥満になりやすい、という結果が出ています。食事をするときは、テレビを消して、ゆっくりと食べることだけに集中して。そして、これでもか、というほどよく噛んで、咀嚼することが大事です。
毎回の食事、どんなに少量でも野菜や果物をプラスする。
パスタや丼ものなどを食べるとき、少量でもいいので野菜サラダをプラスしてみて。野菜や果物など、ヘルシーな食材をプラスすることで、炭水化物や脂モノの食べすぎを防げます。サラダには、既製のドレッシングの代わりに、レモン果汁やバルサミコ酢を代用するとカロリーセーブでさらに効果的です。
一気に激ヤセ効果を期待しない、目標は小さなことから。
ダイエット失敗の原因の多くは、過大な目標をたてて、それがなかなか達成できなくてストレスを溜めてしまうことにあります。まず、現実的な目標をたてることがなにより大事。1歩1歩、小さな目標をたて、これを確実に達成してゆくようにしましょう。そのほうが、モチベーションも続きます。
食事日記をつける。
自分がどんな食生活を送っているか、どんな誘惑に弱いか知るうえでも、食事日記をつけてみることはとても効果があります。最初は、面倒に感じても、慣れてくればそんなに気になりません。むしろ、自分の生活の記録としてだんだん愛おしさが出てくるほど。食事日記を記録できるアプリも多いので利用すると便利です。
座ってばかりいないで、歩く、立つ、足を動かす!!
オフィスワーク、テレビ、ネット、ケータイいじり、、現代人は座っている時間が多すぎて、体にも悪影響を与えています。座っている時間が長くなると、どうしても姿勢も悪くなりがちで、ダイエットにもよくありません。座ってばかりいないで、立ってでもできることは立って行う習慣を身につけましょう。
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