20代後半、そして30代になるにつれ、増えてくるお祝いの場、結婚式。結婚式は結婚する本人たちはもちろん、周りの人達にとっても、とてもおめでたい儀式です。なので自分の立ち振る舞いで場の雰囲気を壊してしまうようなことがあっては後悔してもしきれませんよね。
披露宴では多くの年長者が集まる場所だけに、いつも以上に気を引き締めたいものです。いざという時に慌てず、スムーズな対応が出来るよう、そんな基礎中のマナーをおさらいしておきましょう!
招待状が届いたら…!?
招待状は届いてから2~3日中に返信をしましょう。ここでありがちなのは身近な友人で口頭での参加の有無を伝えてしまうこと。口頭で伝えられる間柄だとしても、返信ハガキは必ず出しましょう。
そして、文字は黒インクで、全ての『御』を二本線で消し、お祝いの言葉を一緒に添えてハッキリと書きます。
ご祝儀と祝儀袋の注意点!?
ご祝儀の金額は『2で割れる』偶数は避け、新札を包むのが基本です。ただし、2はペア、8は末広がり、10はキリのよい数字のため問題ないとされております。
そして、最近では可愛いデザインのさまざまな装飾がほどこされた祝儀袋が人気を呼んでいますね。
さて、その祝儀袋ですが、水引には『結び切り』と『蝶結び(リボン結び)』の2種類あるのをご存知でしたか?実はそれぞれに意味があるのです。
結び切り…結婚のお祝いで使うべくはこちら!一度結んだらほどけず、引けば引くほど強くなる結び切りタイプ。『一度きり』という意味が込められています。
蝶結び(リボン結び)…『蝶結び』は何度も結び治しが可能なため、何回あってもうれしい出産などのお祝いに使用します。
今後とも必要な知識なので覚えておけば安心ですね。
きちんとしたい服装マナーを見直そう!
ドレスアップ出来る場の披露宴ですが、結婚式の主役は新郎・新婦をお忘れなく!
結婚する2人より目立たないことが何より大切です。女性は肌の露出が多い派手な服や、白一色の装いは避けましょう。また、黒のフォーマルを着る場合は、全身黒一色にならないように、アクセサリーやスカーフなどを足して華やかさを演出しましょう。
また『昼』の披露宴の場合はラメやエナメル、ゴールドなどキラキラ光るファッションはなるべく避け、真珠(パール)や水晶など透明感を感じさせるものを選びます。『夜』の場合は逆に、照明に映えるドレスやアクセサリーが適しています。着物の場合、既婚者は色留め、未婚者なら振袖が基本です。ただ、花嫁のお色直しの衣装が振袖の場合があるので派手すぎないように注意し、アクセサリーはピアスはどうしてもという時だけ小さめのピアスを、そして他は指輪と帯留めのみに留めましょう。
次にストッキングの有無ですが季節問わずにストッキング×パンプスで落ち着いたほうが良いでしょう。どうしても素足が良いというかたは、ペディキュアを塗る・ムダ毛をきちんと処理するなどのケアを行いましょう。
最後に最近ではSNSが身近な存在となりました。当日のおめでたい写真や動画を共有したく、ブログやフェイスブックで使用する場合は必ず本人たちの許可を取ること。他にも大勢写っている場合でもトラブルを防ぐためにも同様に許可が必要でしょう。許可がないなら載せない、もしくは顔をぼかすなど配慮が必要です。
結婚式はおめでたいもの。お祝いの席ではご招待された以上、いつも以上にマナーには自然と気を使える女性であれば素敵です。終始、精一杯のおめでとうを込めてお祝いしたいものですよね♪
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