今までなんとなく周囲の流れに合わせて人生を過ごしてきたり、自分の意見がはっきり主張できなかったり、色々考えてるのに行動が伴わなかったり。そんな「行動できない、形に表せない」人って、結構いると思います。
ではこれからもそのままでいいのかと言えば、答えはNO。気持ちを行動や形に表さないこと、思わぬ誤解を生んだり、満足いく人生を過ごせなくなるんです。「思いを形にする」ことの大切さを、一度よく考えてみませんか?
「気持ちを伝えないと、思わぬ誤解を生む」
Aさんが体調不良になり、Bさんはとても心配していました。BさんはAさんがどうやったら健康になるかを調べたり、Aさんが健康に過ごせる環境作りを周囲の人と話し合ったりしていました。
しかしBさんは自分がとても心配しているという気持ちを、Aさんに直接伝えないでいました。すると後日Aさんが他の人に「私が体調崩しても誰も心配しないし、困らないから」と話しているのを聞き、Bさんは自分の気持ちが全く伝わってないことを知りました。
これは実際にあった例。この場合のAさんは、体調不良と同時に精神的にも孤独感を感じ、辛い思いをしていました。Bさんが自分のことをとても心配していることがわかれば、少なくとも精神的には楽になり、きちんと体調を良くしようという気持ちになれますよね。
このように気持ちを形に表さないと、他人に思わぬ誤解を与えてしまいます。「以心伝心」的な思想が根強い日本ですが、長年共に過ごした家族でさえ言葉で説明しないと正確に伝わらないことは多くあるもの。「言わなくても分かってくれるだろう」とは思わない方が良いでしょう。
「思いを形にしないと、人生に満足できない」
自分の考えを主張できない、行動にうつせないという悩みを抱える人は多いとおもいます。しかし自分の考えを主張しないということは、自分で自分の考えを大切にしないということ。
例えば他人と意見が食い違って主張せずにいると、自分の考えに自信がなくなくなりませんか?
行動できない場合も同じで、思いを形にしないと、自分の思いに投げやりになったり、無かったことにしてしまうこともあるのです。自分の考えや思いを大切にしないと、満足のいく人生は送れないどころか、自分のことを大切にできなくなります。
「行動することの重みを考えて」
「考えること、感じること、思うこと」は、全てはそこからはじまるため、もちろん大切です。それと同じくらい、「行動すること、形にすること」も大切。アウトプットすることで初めて人に伝わり、自分の中できちんと消化できるのです。
行動は軽く考えられがちですが、実はとても重みがあり、意味を持つもの。大切にしたい思いや考えこそ、「行動する、形にする」ことを常に忘れないで下さいね。
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