一般的にいって浮気性なのはやはり男性ではないでしょうか。女性はひとりの男性から深く愛されることで満たされますが、男性はそうでもないようです。
アメリカの社会学者エリック・アンダーソン氏は、男性はどんなに素晴らしい女性と付き合っても、最長2年間で性的に飽きてしまい、生涯新しいパートナーを追い求める生きものだということを主張しています。しかし社会的な道徳観念がこれを罪悪視し、男性にとって“自然”な姿を歪めている、一夫一妻制というのは理に適ったシステムではない、というのですが、はたしてどうなのでしょう??
たしかに、生物学的にいえば男性のほうがより多くの異性と交わって、すこしでも多く子孫を残そうとします。女性は妊娠出産できる時期が限られているため、相手をよく吟味し、“この人こそは”と思う人を選ぶ傾向にあります。そういった意味では、明らかに男性のほうが浮気しやすいといえるでしょう。
しかしながら、すべての男性が野放図に浮気をするというわけでもないようです。最近の欧米で行われた調査では、実際に浮気する男性は2割にすぎず、のこりの8割は妻や彼女に忠実だという結果がでています。データをより詳しくみると、ひとくくりに男性というだけでなく、あきらかに浮気しやすい性格というのがあるそうです。
それは、“自分のセックスパフォーマンスに自信がない”ということ。浮気性の男性というと、そっちのほうも自信満々風な感じがしますが、じつはその間逆。自信がないゆえに、より多くの女性とトライし、自分は女を喜ばすのが巧いんだと、自分自身に証明しようとしているのかもしれません。
さらに、金銭面にルーズで、経済的に女性に頼ろうとする男、これも浮気しやすいタイプです。自分で稼ぐ甲斐性もないのに、女性に養ってもらおうとし、そのくせどこかでプライドが捨てきれず、“男”としての価値を浮気することで守ろうというのでしょうか。
いずれにしても、付き合う相手としては望ましくない特徴。こういったタイプにはひっかからないように気をつけましょう。それに、男性であれ女性であれ、自分のパートナーとの関係に満足している人は浮気する可能性は低いもの。すでにパートナーのいる人は、関係をより良好にするよう、日ごろからもっと考えてみることが大事なようです。
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