離婚の原因で非常に多い「性格の不一致」。「結婚前にわからなかったの?」と思いますよね。一方で、「結婚相手は価値観の合う人が良い」というのも非常によく聞く話。
結婚に付き物の「性格と価値観」ですが、どっちが合う結婚相手の方がいいのでしょうか?
まず性格の場合。
性格が合うの「定義は人それぞれ」。正反対の性格の方が、お互いを補うために合うというカップルもいるでしょう。逆に似たもの同士で、テンポのいい暮らしを楽しむカップルもいます。
こちらはさすがに1年一緒にいれば、相手の性格や、自分と合うかどうかはわかりますよね。性格は「正反対でも合う」のが大きなポイント。同じでも正反対でも、合うと感じればいいのです。その判断は1年もすればわかるので、性格で失敗するということはスピード結婚以外は実は少なそう。
次に価値観の場合。
価値観は「同じ方向性を向いているのが合う」ということ。価値観が違うということは、「夫婦の考え方、求めているもの、目指すもの」が違うということを意味します。価値観が違ってしまうと、2人で決めるべきこと…例えば休日の予定や子供の教育方針、暮らしぶりや最優先にするものが違ってしまいます。
「夫婦は向かい合うより、同じ方向を見るもの」という言葉がありますが、価値観が違うと2人で全く別の方向をみてしまうことになりますよね。これでは喧嘩が増えますし、2人で暮らしを共にする意味がわからなくなってしまいます。
また、仕事がしたい妻と家庭に入ってほしい夫の場合、妻は自分自身を活かす選択ができなくなってしまいますよね。このように価値観の違いは相手の可能性や夢を壊すこともあるのです。
性格より価値観の不一致の方が離婚の原因になりやすい?
こう考えると、性格より価値観の不一致の方が離婚の原因となるでしょう。
特に人生や日々の生活で大切にしたいことが違うのは、大きな致命傷です。恋愛期間の盛り上がりが過ぎれば、必ず人生をどう生きていきたいかを結婚相手と共有する必要が出て来ます。前持って結婚相手と価値観の共有をすることを、強くお勧めします。