寒い冬、手足が凍って動きたくない…こたつから出たくない…誰でも一度はこんな経験ありますよね。しかしホッカイロを毎日使い続けているとコスパもかかるし、厚着をしても冷え切ってしまった体をすぐに温めるのは難しい。こんなとき自宅にある『ドライアー』で冷えを改善して温まるんです。
今回は『ドライヤー』を使って改善できる冷え対策裏技をお伝えしていきます。
体は冷えるとどうなるの?
血液の役割を知っていますか?
血液は体内に栄養を運び、老廃物を排泄する役割を持っています。また、免疫力の中心ともいわれる白血球も血液によって運ばれているのです。こんな重要な役割を果たしている血液ですが、血液の流れが悪くなるとどうなるでしょう。これらがうまく運ばれず、体に不調が起こってきます。疲労倦怠感・下痢や便秘・むくみ・不眠・肩こりや腰痛など、体が冷えて血液の流れが悪くなるだけでもこんなに全身からの不調があるのです。
ドライヤーで冷え改善!
毎日洗髪後に使うドライヤー。実はこのドライヤーが冷えに効果をもたらすのです!
ポイントは服の上からではなく、肌に当てること。そして必ず肌から10㎝は離して温風を当てましょう。また全身を温めるのではなく、一つの場所に集中して当てること。熱い!となるまでではなく温かい!と感じる程度でオッケーです。温まったら場所をずらしていきます。
温める順番ですが、足が冷えたら足を先に温めることを考えがちですが、冷えた部分だけよりも、まずは体の中の大きな筋肉から温めるほうが、血流が活発になり体の温まる速度も早まり、冷えも改善しやすくなります。
重要ポイント1…血流が活発になりやすい大きな筋肉のある太もも、おしりをまず温める。
今、実際におしりや太ももを触ってみてください。代謝が悪い女性の大半はおしりや太ももが冷え切っている傾向があります。おしりはパンツを履いたときにポケットに当たる部分を温めましょう。太ももは筋肉の優れている裏から温めましょう。
重要ポイント2…二の腕・二の腕の後ろを温める。
冷えポイントではなさそうな二の腕ですが、実は二の腕には血液がたくさん流れているのです。温めることで血流がスムーズになるので効果があります。
重要ポイント3…足先まで温かくしてくれるひざの裏を温める。
ひざ裏を温めることで足先まで血流が流れやすくなります。そして、ひざの裏には『委中』というツボがあり、むくみが気になる方にオススメです。
続いて、首の後ろ・手のひら・足の甲や土踏まずを。
これらは最初に温めたくなる場所ですがこれらは筋肉も少なく血流も多くないため、すぐ温まりますがすぐに冷えてしまいます。先ほど述べたようにまずは筋肉の大きいところから!これらは一番最後に温めましょう。
ドライヤー使用のオススメ時
▽ お風呂に入る前に冷えた部分を温めてから入ると全身ポカポカに!
体が冷えきったままお風呂に入ると、体の表面温度とお湯の温度差が激しいため、湯船に浸かっても冷えている部分を温められないのです。お風呂前にはドライヤーで温めて体とお湯の温度差をなくしておきましょう。
▽ テレビを見ている間など、5~10分のコマ切れ間に温めよう!
冷えているな?と感じたら5分でも10分でも体を温めるようにして、体の熱の『貯金』を作っておきましょう。
テレビを見ている間や、本を読みながらなどコマ切れ時間を有効活動して冷え改善をしちゃいましょう。
冷え切った体を徐々に温めるのは時間がかかるしすぐに冷えてしまうもの。帰宅後などの冷え切ってしまった体にドライヤーを使って一気に体を温めてから厚着や湯たんぽを使うと体もポカポカになりやすく、冷えにくくなります。
年中、冷え症であまり自覚がないというかたは、自分の上腹部・下腹部・おしり・太もも・二の腕の五か所を自分のワキの下の温度と比べてみましょう。一つでもワキの下より冷たい部分があったら隠れ冷え症の可能性大です!
ポイントをしっかり守って、さっそく寒い今夜にドライヤーで体を温めてみませんか?
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