皆さんはメイクをするときに、何に一番気を遣っているでしょうか?
肌を美しく見せること、目を大きく見せることなど、力を入れるポイントは様々だと思いますが、「他者目線」というのを意識したことはありますか?
例えば今日会う相手が、彼氏なのか女友達なのか仕事関係の相手なのか。また、昼間の屋外なのか蛍光灯に照らされたオフィスなのか間接照明の薄暗い店内なのか。会う相手(見られる相手)や、会う環境(見られる環境)を考えて、それに合うようなメイクを心がけましょう。
メイクする場所を考慮しよう
例えばいつもと同じ場所でメイクを仕上げて、その場所の鏡で見たときは完璧な仕上がりに見えたのに、家の中の違う場所で鏡を覗き込んだら、さっきは気付かなかったアラが見えたり、なぜかメイクが濃く見えたりして、「あれ?さっきと全然違う・・・」と感じたことは無いでしょうか?
光の当たり具合や背景などの環境の違いで、同じメイクでも全く違ったものに見えることがありますので、その日どのような環境に身をおくのかを考えて、その環境に近い状態の場所でメイクをすると、違和感が少なくなります。今日の予定が昼間の外デートであれば、自然光が入る場所でメイクをする。会社で過ごす時間が長い日であれば、蛍光灯の下でメイクをするなど、メイクする場所をその都度変えてみるのも一つの手です。
相手の目線と距離感を考えよう
一緒に過ごす相手によって、距離感は様々です。相手が彼氏ならば至近距離まで近づく可能性もありますが、女友達とであれば、それほど近い距離にはならないですよね。自分目線でメイクを仕上げると、どうしても鏡に近づいてメイクをしてしまう傾向になりがちですが、普通の状態で、そこまで至近距離で顔を見られるということはなかなかありません。鏡に近づきすぎてメイクをすると、小さな毛穴の開きやマツゲの数ミリといった細かい部分ばかりが目に付いてしまいますが、他者からすると、そのような細かい部分のことなんてあまり目に入らないというのが本音です。
そこに固執するよりは、トータルバランスが整っていることのほうが重要だったりします。メイクの仕上げ時には、ある程度鏡を放して顔を映し、トータルのバランスが大丈夫かなど、他者から見たときの見え方を把握することが大切です。
自分で見る自分の顔というのは固定観念にとらわれやすいので、客観視するのは大変ですが、メイクする場所を変えてみたり、距離感を考えてメイクをすることにより、自然と客観的に自分の顔を眺められるようになりますので、一度試してみてはいかがでしょうか。
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