素敵な笑顔のためには、健康的できれいな歯が欠かせません。でも歯のケアをしっかりできている人は意外に少ないようです。そこで、デンタルケアのプロによる、きれいな歯を末永く保つためのヒントをあつめてみました。
歯磨き粉を正しく選ぶ。
虫歯予防にもっとも効果的な原料はフッ素(フッ化物)です。フッ素入り歯磨き粉で毎日歯磨きする習慣をつけてください。ほかにプロポリス入りの歯磨き粉もおすすめです。プロポリスには天然の優れた殺菌作用があり、虫歯の原因となる細菌が繁殖するのを防ぐのに効果的といえます。
また最近歯を白くするホワイトニング効果をうたった歯磨き粉も出ていますが、歯のエナメル質を磨耗し、弱めてしまう可能性があります。目に見えて白くなるほど著しい効果はあまり期待しないほうがよいでしょう。
たまには舌もしっかりクリーニングする。
舌には本来自浄作用が備わっています。しかし表面にある無数の深い溝に細菌が入り込み、やがて歯を蝕んでしまう恐れもあるので、ときどき舌クリーナーを使ってお掃除してあげてください。これは口臭予防という点でもおすすめです。
歯磨きは2分間しっかりと。
健康的な歯を守るために、1日2回、1回につき2分間歯磨きをしっかり行ってください。2分と言うのは歯磨きだけしていると意外と長く感じるもの。平均的にはおよそ45秒で済ませている人が多いという調査結果もあるほどです。一度ストップウォッチを使ってしっかりカウントしてみましょう。
ちなみに、朝起きたらかならず朝食前に歯を磨くこと。朝起きたら、まず歯磨きをしてお口のなかの細菌を取り除いて、そして朝食。口の中に細菌がたくさんいる状態で食事をすると虫歯になりやすいので気をつけて。また食事をすると、食べ物から酸がでて、歯のエナメル質を柔らかくしてしまいます。その状態で歯磨きをすると、かえって歯を傷つけてしまうので避けてください。
じょうずな歯磨きのコツ
せっかく歯磨きしても、やり方が間違っていると効果も半減。しっかりと正しい方法で磨きましょう。それには気をつけたいコツがいくつかあります。
- 歯磨き粉は、豆1粒ほどの少量で。
- 歯磨きをするときは、上の奥歯から。ブラシを歯に対し45度の角度であてて、毛が上向きになるようにしましょう。それから、やさしく円を描くように動かします。
- 歯肉にそってブラッシングすること、歯肉は柔らかい組織なので、力を入れすぎないように。
- 同じように下の歯も磨きます、裏側にもブラシをあてることを忘れないで。
しっかりフロスもする。
歯磨きをパーフェクトにこなしても、まだ安心できません。フロスをしないでいると、歯の表面の40%はそのまま手つかずで残ってしまっているのです。これはちょっと無視できない数字、ですからフロスも毎日行ってください。フロスは、幅が広めでワックスタイプのものがおすすめです。
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参考記事:Open wide! Your lifelong guide to perfect teeth without the grief | Mail Online
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