子どもが生まれると、慣れない育児でついイライラしてしまうことも少なくありません。そのストレスから、つい夫にも険悪な態度をとってしまうこともしばしば。。子どもが生まれる前はほとんどケンカのなかったカップルですら、出産後にケンカすることが増えたという話もよくききます。
でもやはり夫とは協力し合えるパートナーとして、穏やかな毎日が送りたいものです。そこで、育児でついイラッときたときに、心を落ち着けて旦那さんと向き合えるコツをいくつかご紹介します。
育児について、自分とおなじやり方を押し付けない
まだ赤ちゃんの頃はやはり母親がメインでお世話をしています。そこに夫がオムツ換え、寝かしつけ、食事などを手伝おうとしてくれるのは有難いのですが、やはりどっかちょっとぎこちない。そんな不慣れな手つきをみて、ついつい「ああしたほうがいい、こうしたほうがいい」と横から口を出してしまいがち。まるで夫に対しても、ガミガミ口うるさい母親のようになっていることがあります。これではせっかく手伝おうという気をみせている夫もやる気を失ってしまいます。
やり方についてアドバイスをするのはいいですが、自分とまったくおなじやり方を押し付けないように気をつけましょう。「あなたのやり方もいいけど、私はこうしているよ」とか、「へえ、そういうやり方でもいいんだね」などと余裕のある口調を忘れずに!
育児は24時間フルタイムの大仕事、疲れたときは臆せず助けを求める
育児は精神的にも大変なだけでなく、24時間子どものお世話をする大仕事、体力だってとても消耗します。すべて自分ひとりで乗りきろうとは思わないで。“ちょっと疲れたな”とか“今イライラしているな”と感じたら、まよわず夫に助けを求めましょう。お風呂に入れるのを変わってもらったり、夕食の世話をしてもらうだけでも大分負担が軽くなります。
こんなときも“夫がやっても不器用だからけっきょく自分がやってしまったほうがはやい”と思わないように。そうなると結局すべて自分が背負うことになり、余計ストレスをためてしまいます。手伝って欲しいことは極力具体的に、「○○を何時までに終わらせて欲しい」と時間も決めて夫に伝えましょう。
“いま幸せ”と夫にちゃんと伝える
出産してからというもの、子どもが最優先となり夫婦関係をかえりみる余裕がなくなった、というのもよくあるケース。妻が育児で疲れきってしまい、セックスレスが当たり前になってしまったという状況もここから来ています。育児に全力投球するのは素晴らしいことですが、それはなによりも“夫と新しい家族づくり”をしているのだという意識を忘れないようにしましょう。
子どもができて、幸せを実感していることをしっかり夫に伝えて、感謝の気持ちを表して。大変でも妻が幸せそうに育児をしている姿を見れば、夫ももっと育児に協力して妻をいたわろうとする気持ちが生まれるはずです。
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