同じように働いているのに、なぜか職場の年上女性に可愛がられている人とちょっと冷たくあしらわれている人がいませんか?
冷たくされて「どうせ若さにひがんでるんでしょ?」と片付けてしまうのはちょっと待って。たとえ役職がなくても、職場の雰囲気を握っているのはある程度の年齢の女性だったりします。友好的に付き合うことで職場の居心地も変わるはず。<
素直である事、仕事を一生懸命やるのは大前提!ですが気に入られるためにムリするのも、冷たくされるのもムダなエネルギーを使います。つかず離れず、円満に年上女性と付き合うための気遣いをまとめてみました。
不用意な自虐ネタはNG
自虐ネタを話す時、自分の年齢を基準にするのは危険です。30代の人に向かって「私もう20代も後半ですよー。終わってるなあ、私」「早く結婚しないと、時間がないんです」など、不用意に発言していませんか?
自分の事を指しているつもりでも、「私も終わってるって言いたいの?」と受け取られます。自虐で場を和らげる方法が通用するケースもありますが、年齢のように誰しも平等にその立場になる事をネタにするのは人をいらだたせる事間違いなし。
「おばさん」は禁句
本人に向かって「おばさん」というのはもちろんNG、ケンカを売っているとしか思えませんが、他人の話をするときも「おばさん」は言わないほうが無難。特に「さっきのおばさん、あんなに割り込みしてきて非常識ですよね」などと不用意に言わないように注意しましょう。その人と年齢が近ければ「内心、私のこともおばさんと思ってるんでしょ?」と引っかかることも。年齢に触れない表現にするか、「年配の人」などやわらかめの表現をチョイスしましょう。
褒められたら褒め返す
年上女性が持ち物などを褒めてくれた時、あまり謙遜しないほうが好感をもたれやすいようです。本心から褒めてくれていることももちろんありますが、コミュニケーションの一環として言ってくれるケースも多いからです。素直に褒められるだけでは気がひけるなら、相手のことも褒めましょう。
「私も今日の○○さんのスカート、すっごく可愛いと思ってたんですよ」などがオススメ。ちょっとなれなれしいようですが、年上女性を褒める時は「若く見える」「キレイ」などより「かわいい」が意外と効果的なケースが多いです。言外に「若々しく見える」というニュアンスをにじませやすいのです。
「若く見える」は効果なし
「いくつに見える?」など自分から聞いてくるイタい人もいますが、社内の付き合いならそれは少ないケースのはず。褒めるつもりでも「若く見える」は言わないほうが無難です。「若く見えるって言われれば喜ぶような歳になったんだな」と思われるだけです。毎日顔をあわせている若い子に、あえて「若い」と言わないですよね。明らかに年下の女子に「若く見えますね~☆」と言われると「上から目線」と感じるとの声も。
このように、年齢ネタに関しては年上女性はかなり敏感。悪気ない言動で「小馬鹿にしている」と思われないよう、地雷を避けつつ、適度にフレンドリーに接するのが職場の居心地を良くするコツかもしれません。
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