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香りは相手を知る上で重要な情報。心地良い香りとそうでない香りがあるのはもちろん、個人的嗜好も反映されます。誰かにとってはいい香りでも、別の誰かにとってはそうではないということも。またなかには過度に香りを纏いすぎている人も……。香りに関する問題は奥が深いのです。

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僕らが香りについて思うこと

女性の香りに関するエピソードについて、男性に聞いてみました。

  • 「香水くさい人はNG。すれ違ったときに香りがキツく残る人は明らかにつけ過ぎ。ふりかけてる? と思ってしまう」(29歳/営業)
  • 「石鹸の香りが好きです。甘ったるい香りは落ち着きません」(32歳/コンサル)
  • 「妙にしつこい香りをつけている人は、匂いのセンスを感じない」(34歳/アパレル)

なかなか辛辣な意見が並びます。香りにもセンスが求められるのですね……。ではどんな香りを選べば「いい匂い♪」と思ってもらえるの? そんな万能な香りなんてあるのでしょうか。


男性はローズの香りで「恋愛モード」に

実は、男性が嗅ぐとうっとり、ドキドキするという万能な香りがあるんです。それはローズの香り(カネボウ化粧品 SALA調べ)!
男性にローズ、レモン、ムスク、タバコの4つの匂いを嗅いでもらったところ、無臭のときよりも交感神経が活性化したそう。さらに香りは心理面にも影響を与えていて、ローズの香りを嗅ぐと「ドキドキした“緊張感”を感じる」、「うっとり、ロマンティックな気分になる」、「リフレッシュする」といった傾向が現れることが明らかになりました。レモンは「すっきり、さわやかな気分になる」、ムスクは「うっとり、ロマンティックな気分になりつつ、落ち着いた、穏やかな気分」という傾向があり、一方タバコは男性を「イライラさせ、不愉快にしてしまう」という結果に。ムスクの香りも恋愛に使えそうな気がしますが、ドキドキ感が足りないのが欠点かも。


ローズの香りを纏った女性に男性はドキドキ

さらに、女性がローズ、レモン、ムスク、タバコの香りを纏ったときに、男性の気分はどのように変化するかという実験も行われました。無臭時よりも香りを身に纏った女性に対して、男性の交感神経は活性化するという結果に。特にローズの香りの女性が近くにいると、男性はロマンティックな気持ちになってドキドキし、タバコの香りの女性が近くにいると、非喫煙者の男性はイライラする傾向が見られたそう。総合的に考えると、やはりローズの香りが最も恋愛シーンに適した香りだといえそうです。

他にもユニークな実験がありました。女性に特定のローズの香りを2ヶ月間使い続けてもらうと、顔の表情に違いが現れ、使用開始前の顔写真と2ヶ月後の顔写真を比較すると、ローズの香りを使い続けた女性の顔が男性により魅力的に映ったそう。女性らしくやさしい表情になるようです。
女性にとっても男性にとっても、ローズはステキな効果を持つ香りだと分かりますね。勝負日だけではなく、デイリーケアにもローズの香りを用いて、女子力アップを目指してみてはいかがでしょうか。

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