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「あなたって、ちょっと変わってるよね」と言われたら、どんな気分になりますか?
「あんたって変だよね~」「えー、変じゃないよー」というやりとりは、“仲良しです!”の象徴。「お互いに変って言い合える関係、けなして理解しあえる関係って素敵だよね」というひそかなアピール。
この「変わってるよね」をゆとり世代の若者を対象に使うと、たいていの場合「もう!変わってないってばぁ!」なんて言いながら、微笑みをたやさない。筆者も“ゆとり…”と揶揄される年齢にいるけど、「ちょっとヘンだよね?」と言われて悪い気はしない。なぜって?嬉しいからです!
そんなゆとり世代の影響を存分に受けたゆとり彼氏との付き合い方を伝授しましょう!

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世界にひとつだけのオレ

そもそもゆとり世代にはSMAPの「世界にひとつだけの花」をBGMにし、学級目標には「十人十色」が掲げられ、やたらと「個人の尊重」という言葉を聞かされて育ったという背景が。他国と比べても豊かな日本、好きなだけ夢をみられるような環境のなかで“オレは、世界のなかでもかけがえのない存在だ…”と思うことに何も疑問を持たずに過ごしたのです。
「みんな違ってみんないい」は、他の人と差をつけるため「他の人より、ちょっと違っているほうがいい」に変貌していき、ついには「オレって変ってよく言われるんだよなぁ」というよくわからない自慢の発言にまで変化。
これに対して「え?普通じゃない?」や「そんなことないよ~」なんて答えようものなら、たいして面白くもない“変と言われたエピソード”を発表してくるからたちが悪い。こういう場合は「知ってる!」「そう思った」「今さら気づいたの?」などと答えておくほうが無難です。


“けなし”の使い方をマスターして円滑なコミュニケーションを

ゆとり彼氏は、ややこしいことにホメ言葉が“けなし”になってしまうという事態も発生します。これは「マジメだね」「A型っぽいよね」「それいいよね」などが地雷。ホメているのにもかかわらず、無意識の領域で「退屈だよね」「無難だよね」「どこにでもいる」に変換されてしまうのです。
この場合、面倒だけれど前半に“けなし”のポイントを入れることでグッと印象が良くなります。「変わってるけど、根はマジメだよね」「適当にみえるけど、実はA型なんだよね」そうすることで“そんなあなたが好きよ”という最上級のホメ言葉に。


特別になりたがっている

競争や優劣をつけることの少ない環境で育ったゆとり彼氏は、比較されるのを嫌う傾向にあり。「ナンバーワンにならなくてもいい、もともと特別なオンリーワン」の歌詞のごとく“特別な存在”になりたがっている彼らにとって、人と違うことは最大の特権であり大切なアイデンティティー。それを潰さずに、いかに普通と違うのかを声高に伝えることで、彼らは満足し、安心するのです。

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