栄養バランスのとれた食事のためには、赤、黄、緑など色とりどりの野菜をとりましょう、とよくいわれます。でも最近多くの研究で注目を集めているのが“黒い”食材たち。その真っ黒な姿の中に驚くべきほど健康効果の高い栄養素がぎっしりつまっているといいます。抗ガン作用から虫歯予防まで。いずれも毎日の食生活にぜひ加えたいスグレモノたちばかりです!
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黒米には“善玉コレステロール”や抗ガン作用のあるアントシアニンが多く含まれていることがみとめられています。また、植物繊維やビタミンEも豊富で美容にも良さそうです。
黒豆
日本では伝統的に食されてきた黒豆、その健康効果は欧米でも見直されつつあります。リンゴやクランベリーのような抗酸化物質が豊富なので、アンチエイジング食材として有望です。また、12種類の一般的な食用豆類のなかでもっともアントシアニンの割合が高く健康効果が優れているとされています。
イカ墨パスタ
その見た目に関わらず美味なイカ墨パスタは、ガン細胞の成長を阻む効果があるといわれています。すでにイカ墨が練りこまれた既製パスタなら簡単かつお手軽に食べられるので便利。
オリーブの実(黒)
イタリアン料理に欠かせないオリーブの実ですが、抗酸化物質の面でみると緑のものより黒いもののほうが優れています。ガン細胞から身を守るアピゲニン、脂肪の代謝を促進する植物化学物質なども豊富。オイル漬けのものは、おつまみとして食べたり、ピザやサンドイッチにトッピングするなど使い方もいろいろ。
ブラックペッパー
ブラックペッパーで注目したいのは、消化を助ける働きがあること。辛味の主成分であるピペリンが膵臓の消化酵素の働きを刺激し、食べ物の栄養素をよりスムーズに体内に吸収させます。
黒ゴマ
日本で健康食として広く知られているゴマも、白より黒のほうが栄養価は高いといえます。悪玉コレステロール(LDLコレステロール)を抑える働きは白ゴマの3倍以上、そして抗酸化物質もずっと豊富です。
黒米、黒ゴマのように色が黒いのは精白処理されていない証、天然の栄養成分もしっかりそのまま残っているといえます。カラフルな野菜に加え、黒い食べ物たちもぜひ積極的に摂るようにしましょう!
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