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おどおどおっでぃ(PS1) レビュー

2018/10/07 01:15 投稿

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以前放送でクリアまで遊んで、非常におもしろかった、おどおどおっでぃ。
あまりにも無名なので、超微力ながら、ほんの少しでも知られるきっかけになればと思い、レビューを書いてみた。


ゲーム内容はザックリ言うと3D視点になったバルーンファイト。

ゲームシステムは、セガのスペースハリアーを思わせるような、擬似 3Dで強制スクロールのステージクリア型で、PS1だと、アーケード移植 モノ以外ではかなり希少なタイプ(自分が知る限り唯一)で、マニアックなおっさんゲーマーにとっては、それだけで必見かもしれない。
低年齢層を意識したファンシーな世界観は雰囲気が良く、ステージは 多彩で、先が見たくなる。
手抜きのないグラフック、良質で主張しすぎないBGM&SE、ゲームに華を添えるムービー。
全体的に、作り手のこだわりと良い仕事ぶりが感じられる。

このように、長所が多数あるゲームではあるが、かなり人を選びそうな点もある。
まずは、操作性が非常に悪いこと。
冒頭で述べたとおり、3Dバルーンファイトな今作は、その影響をかなり受けていると思われ、3D視点になったにも関わらず、例の「あの」ふわふわした操作感を、結構バカ正直に再現してしまっており、2Dなら良いスパイスとも言えた慣性や重力が、3D強制スクロールならでは
の迫り来る敵や障害物をかなり避けにくく(アイテムも取りにくく)している。
高速スクロールで次々に障害物を避けるステージなどは、タイミングがかなりシビア。
ステージによっては、ときおり突風のような現象が起こり、自機が流されて静止すら難しい。
もうひとつは、距離感の掴みづらさと、それにまつわる判定の曖昧さ。
今作は、杖を振るというアクションが用意されているのだが、攻撃と言うよりは、敵や障害物を弾き飛ばす防御的な役割が大きく、動作が大振りで咄嗟に出ないことも相まって、ピンチに限って当てづらい。正直、慣れないうちは理不尽さを感じるレベルかもしれない。

そう、このゲームは、低年齢層向けのフリして分厚い遊び応えのアクションゲームなのだ。
重たい操作を手に馴染ませ、自機の不安定な挙動を捻じ伏せ、敵との距離感を掴めるようになると、その不自由さ自体が楽しくなってくる。
決して万人向けとは言えないが、届く人には届くであろう、このゲームならではの味わいが溢れている。魅力がダダ漏れである。

それなのに、自分が書くまでアマゾンのレビューさえ無い、どマイナーぶり!
自分はたまたま出会えたけれど、知り合いが誰も知らない。
ネット上でも(ニコニコにクソゲー呼ばわりしている動画こそあるが)ほとんどと言っていいぐらい、いじられてない。遊んだ人のリアクションがない。
いったい何本売れたのか、ネット市場での弾数は少なく、店で見かけた事もないから、ソフトの相場もサッパリわからない。全然情報がないし、そもそも誰も検索してない。残念無念。

思い余って、書き殴ってしまったが「おどおどおっでぃは無名だけどポテンシャル高いんだよ!」っていうことを、どうしても伝えたかった。
ファンシーでスパイシーなアンバランスさを、是非楽しんでみてほしい。
おいしいと感じるか、まずいと感じるかは、人によるとしか言えないが、食べてみなきゃ損な珍味だと断言しておく。


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