東京五輪のエンブレムに採用された佐野研二郎氏のデザイン。しかしこのデザインがベルギーのリエージュ劇場のロゴに類似していると指摘があった。それを指摘したのはフランスのデザイン会社Studio Debieでベルギーのリエージュ劇場のデザインを担当した会社である。
Studio Debieは自社のFacebookで比較画像を公開し指摘。フォントもデザインもそのままだとしている。
そんな佐野研二郎氏は自身の事務所のウェブサイト「MR_DESIGN HP」にアクセスすると「申しわけございませんがただいまサーバーにアクセスが集中しており、一時的に閲覧制限をおこなっております」と表示される。実はこれ意図的に表示されているものでアクセスが集中しているわけではない。
今回盗用疑惑をかけられた佐野研二郎氏の過去の作品を見てみると有名な物ばかり。しかしそのどれもがオマージュや類似作品ばかりなのである。有名なのはauのリスモ。これはiPodのシルエットに似ていると言われておりそれをリスに変えた物。
上が元となったデザインで下が佐野研二郎氏のデザインである。赤いロゴの元はドラゴンボールのレッドリボン軍のロゴで下はトヨタのReBORNロゴ。「レッドリボン」と「リボーン」どっちもリボンとかけているのはわかるが、形や色まで偶然に同じである。
五輪エンブレムは2社から盗用?
また五輪のエンブレムはバルセロナのデザイン会社HeyStudioの物からも盗用したと疑惑が浮上している。HeyStudioのロゴの色とリエージュ劇場のロゴを組み合わせ作ったのだという。確かに色も一致している。このHeyStudioが作ったバルセロナのロゴは東日本大震災支援のロゴであり、日本の為に作ってくれたロゴ。仮にこのロゴを盗用していたとしたら恩を仇で返すような行為である。
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